【ヒロアカ】ワン・フォー・オールのフルカウルとは?出力100%から現在の強さまで解説!

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【ヒロアカ】ワン・フォー・オールのフルカウルとは?出力100%から現在の強さまで解説!
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僕のヒーローアカデミア』の主人公、緑谷出久(デク)の代名詞とも言える力、ワン・フォー・オール フルカウル。

彼がオールマイトから受け継いだ強大な個性を、自身のものとしてコントロールするために編み出したこの技術について、「フルカウルとは一体何なのか」「その意味や、初登場は何話だったのか」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

デクの成長とともに、フルカウルの出力も5%、20%、そして衝撃の45%へと進化し、腕への負担を減らすためのシュートスタイルへの転換や、エリの個性によって実現した奇跡の100パーセントなど、その軌跡は物語の大きな見どころです。

この記事では、デクが現在扱えるフルカウルの力に至るまでの全貌を、分かりやすく徹底的に解説します。

この記事でわかること
  • フルカウルの基本的な意味と能力の仕組み
  • アニメ・漫画での初登場シーンと習得までの経緯
  • 5%から100%まで、デクの成長を追う出力の変遷
  • シュートスタイルなど戦闘スタイルの進化の理由
目次

ワン・フォー・オールにおけるフルカウルとは?意味と習得の経緯

  • ワン・フォー・オールにおけるフルカウルとは
  • フルカウルという言葉が持つ本来の意味
  • アニメ・漫画での初登場は何話か解説
  • グラントリノとの修行が習得のきっかけ
  • 腕を守るためのシュートスタイルへ進化

ワン・フォー・オールにおけるフルカウルとは

ワン・フォー・オールにおける「フルカウル」とは、緑谷出久が編み出した個性の基本的な使用技術です。具体的には、強大なワン・フォー・オールのエネルギーを、体の一部分に瞬間的に集中させるのではなく、出力を調整した上で常に全身に巡らせ続ける状態を指します。

この技術を習得する以前、デクはワン・フォー・オールの力を100%の出力で腕や指先といった一部に込めて放っていました。そのため、凄まじい威力を発揮する一方で、その反動に肉体が耐えきれず、使用するたびに骨折などの深刻なダメージを負うという大きなリスクを抱えていました。

しかし、フルカウルを習得したことで、全身の身体能力(パワー、スピード、防御力など)を常時底上げした状態で戦えるようになります。これにより、自壊のリスクを大幅に軽減しながら、OFAの力を安定して戦闘に活用することが可能になりました。言ってしまえば、オールマイトが常に行っていた「力を全身で操る」状態を、デクが自身のレベルに合わせて再現した技術であり、彼がワン・フォー・オールを本当の意味で自分の力にするための、極めて重要な第一歩となったのです。

なるほど、ただのパワーアップやなくて、全身で力をコントロールする技術やったんやな。これが全ての始まりかぁ、深いわぁ。

フルカウルという言葉が持つ本来の意味

「フルカウル」という少し変わった響きの名前は、デク自身の発想から来ていますが、この言葉には元となる意味が存在します。本来「カウル(Cowl)」とは、バイクや航空機のエンジン、あるいは車体全体を覆う外装パーツのことです。

特にバイクの世界では、車体全体を流線形のカバーで覆ったものを「フルカウル」と呼びます。これは空気抵抗を減らしてスピードを上げるだけでなく、内部の機構を保護する鎧のような役割も果たします。エンジンなどが剥き出しになった「ネイキッド」と呼ばれるタイプのバイクと対比されることが多いです。

デクは、ワン・フォー・オールのエネルギーを「強力な力で全身を覆う」「パワードスーツを身に纏う」といったイメージで捉えました。つまり、目に見えないOFAのエネルギーを、バイクのフルカウルのように自身の全身に纏わせることで、身体能力を強化し、同時にその強大な力から自身を守る、という発想からこの名前を付けたと考えられます。デクのヒーローオタクらしい、分析に基づいたネーミングセンスと言えるかもしれません。

バイクが元ネタやったんか!デクくんらしい発想で、なんかええな(笑)。確かに鎧みたいでカッコええもんな!

アニメ・漫画での初登場は何話か解説

フルカウル:アニメ・漫画での初登場は何話か解説
引用元:Amazon

デクが「ワン・フォー・オール フルカウル」を初めて習得し、その名を口にしたのは、原作漫画とアニメでそれぞれ以下のタイミングです。

  • 原作漫画: 6巻 第48話「掴めコツ」
  • TVアニメ: 第2期 第14話(通算27話)「怪奇!グラントリノ現る」

このエピソードは、プロヒーローの職場体験で、デクがオールマイトの師でもあるグラントリノの元で指導を受ける場面にあたります。それまでの「0か100か」という極端な力の使い方をしていたデクに対し、グラントリノは自身の個性「ジェット」を駆使した高速戦闘でデクを圧倒。その中で、力の制御に関する重要なヒントを与えました。

この修行を通じて、デクは「力を込めて放つ」という一点集中のイメージから、「力を常に全身に纏う」という持続的なイメージへと発想を転換させます。この瞬間こそが、フルカウル誕生の瞬間です。アニメでは、緑色のオーラと赤い血管のようなラインが全身を駆け巡る印象的なエフェクトで表現され、デクの大きな成長を視覚的に示した名シーンとなりました。

よし、この話数メモっとこ!家に帰ったらもう一回アニメ見直して、あの感動を味わわなあかん!

グラントリノとの修行が習得のきっかけ

前述の通り、フルカウルの習得には、プロヒーロー・グラントリノとの出会いが決定的なきっかけとなりました。オールマイトから「OFAの制御については自分より詳しい」と紹介されたグラントリノは、デクの力の使い方を一目で見抜き、その問題点を的確に指摘します。

グラントリノが指摘した最大の問題点は、「デクがオールマイトを意識しすぎている」ことでした。デクは無意識のうちに、OFAを「オールマイトのような特別な一撃を放つための力」と捉えており、それが「0か100か」の危険な使い方につながっていたのです。

グラントリノは、デクに対して「君はまだ、私に習おうとしているぞ」というオールマイトからの伝言を引用しつつ、自分自身の力としてOFAを見つめ直すよう促します。それまでのデクが抱いていた「卵が電子レンジで爆発する」ような一点集中のイメージではなく、「たい焼きのように中まで均一に熱を通す」という全体に行き渡らせるイメージを持つよう指導しました。

この比喩的ながらも的確なアドバイスにより、デクはOFAのエネルギーを細かく制御し、全身に常時展開するという「フルカウル」の発想にたどり着きます。グラントリノとの過酷ながらも本質的な修行がなければ、デクのその後の成長はなかったと言っても過言ではないでしょう。

やっぱりええ師匠がおらんと、才能も開花せぇへんのやな…。グラントリノのあの一言がなかったら、今のデクくんはおらんかったんやなぁ。

腕を守るためのシュートスタイルへ進化

フルカウルを習得し、安定した戦闘が可能になったデクでしたが、それでもなお強力な敵との戦いでは、出力を限界まで引き上げて腕に頼る場面が多くありました。特に、林間合宿でのマスキュラーとの死闘では、「1,000,000% デラウェア・デトロイトスマッシュ」を放った代償として、両腕に深刻なダメージを負ってしまいます。

この戦いの後、医師からは「今後も同じような怪我を繰り返せば、腕の関節が機能しなくなり、いずれ腕が使えなくなる」という非情な宣告を受けます。この事態を受け、デクは戦闘スタイルの根本的な見直しを迫られました。

ここでもヒントとなったのは、オールマイトからの「君はまだ、私に習おうとしているぞ」という言葉でした。デクは、オールマイトが拳で戦うヒーローであったため、無意識に自分も腕で戦わなければならないと思い込んでいたのです。しかし、サポート科の発目明が飯田天哉のために足の補助パーツを開発しているのを見て、「腕に不安があるなら足を使えばいい」というシンプルな答えにたどり着きます。

こうして生まれたのが、蹴り技を主体とした「フルカウル・シュートスタイル」です。足の保護と蹴りの威力を高めるためのサポートアイテム「アイアンソール」を開発してもらい、腕への負担を最小限に抑えつつ、フルカウルのパワーを最大限に活かす新たな戦闘スタイルを確立しました。これは、デクがオールマイトの模倣から完全に脱却し、自分だけのヒーロー像を築き始めた大きな一歩でした。

ピンチをチャンスに変えるって、まさにこのことやな。腕がアカンようになったからこそ、自分だけのスタイルを見つけられたんや。すごいわ。

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ワン・フォー・オール:フルカウルの出力%変遷を徹底解剖

  • フルカウル5%から始まった出力制御
  • 対オーバーホール戦での20%出力
  • 戦況を変えたフルカウルの衝撃的な45%
  • エリの個性で実現したフルカウル100パーセント
  • デクが現在扱えるフルカウルの出力は?

フルカウル5%から始まった出力制御

グラントリノとの修行でフルカウルを身につけた当初、デクが自身の体を壊さずに安定して制御できた出力は、わずか5%でした。これは、オールマイトが振るってきた絶大なパワーとは比べ物にならないほど小さな力ですが、デクにとっては自壊せずに戦い続けられるようになった、革命的な進歩でした。

このフルカウル5%を駆使し、デクは保須市でのヒーロー殺しステインとの戦いに臨みます。トップヒーローたちを相手にしてきたステインに対し、5%の出力では決定打を与えるには至りませんでしたが、強化されたスピードと機動力を活かして飯田や轟と連携し、強敵を打ち破ることに貢献しました。

期末試験でのオールマイトとの戦いでも、この5%のフルカウルが基本の戦闘スタイルとなります。ここでの経験を通して、デクはOFAの制御精度を高め、次のステップへと進むための確かな土台を築き上げていきました。

最初はたった5%やったんかぁ。でも、どんなすごいことでも、初めはみんな小さな一歩からやもんな。ここから物語が始まったんやな。

対オーバーホール戦での20%出力

フルカウル5%の習得後、デクは地道な鍛錬と実戦経験を重ね、徐々に出力の限界を引き上げていきます。特に大きな転機となったのが、幼馴染である爆豪勝己との二度目の対決です。この戦いの中で、デクは無意識にリミッターを外し、フルカウル8%の力を引き出すことに成功します。

そして、さらなる飛躍の舞台となったのが、死穢八斎會との激闘です。指定敵<ヴィラン>団体・死穢八斎會の若頭であるオーバーホールから少女・エリを救い出すため、デクは自身の限界に挑みます。この戦いの序盤で、デクはフルカウルの出力を一気に20%まで引き上げました。

この20%という出力は、もはや5%や8%の時とは比較にならないほどのパワーとスピードをデクにもたらしました。しかし、その代償として肉体には凄まじい負荷がかかり、全身が悲鳴を上げる、長くは保たない諸刃の剣でした。それでもエリを救いたいという強い意志が、デクに限界を超えさせたのです。この経験は、後の100%発動への布石となっていきます。

8%から一気に20%か…!やっぱり『誰かを助けたい』って強い気持ちが、限界を超えさせてくれるんやな。ほんまに胸が熱くなるわ。

戦況を変えたフルカウルの衝撃的な45%

オーバーホール戦を経て、エンデヴァー事務所でのインターンなどを経験したデクの成長はさらに加速します。そして、ヒーローと超常解放戦線との全面戦争において、デクは自身のOFAの出力を新たな段階へと引き上げました。

改造手術によってオール・フォー・ワンに匹敵するほどの力を得た死柄木弔。その圧倒的な破壊力に対し、デクは歴代継承者から受け継いだ新たな“個性”「黒鞭」や「浮遊」を組み合わせ、OFAの出力を瞬間的に45%まで高めて対抗します。

この45%という出力で放たれる「エアフォース」は、街の瓦礫を広範囲にわたって吹き飛ばすほどの凄まじい威力を見せました。もはやこの時点でのデクの実力は、多くのトッププロヒーローと比較しても遜色ないレベルに達していたと言えます。常時5%の制御から始まったデクが、物語の大きな転換点において、オールマイトの力の約半分近くを瞬間的に引き出せるまでに成長したことを示す、非常に印象的な場面でした。

うわっ、45%て!もうオールマイトの半分近くやんか!ようここまで来たなぁ…!頼もしすぎて、思わずニヤけてまうわ!

エリの個性で実現したフルカウル100パーセント

デクがフルカウルの出力を100%で使用するシーンは、作中で最も衝撃的な場面の一つです。これは、死穢八斎會との戦いのクライマックス、対オーバーホール戦で実現しました。

しかし、これはデクが自力で100%の制御を可能にしたわけではありません。鍵となったのは、少女・エリが持つ“個性”「巻き戻し」です。彼女の個性は、対象の時間を巻き戻すという強力なもの。暴走したエリの力がデクに作用したことで、奇跡的な現象が起こりました。

デクがワン・フォー・オール100%の力を解放し、その反動で肉体が破壊されると、即座にエリの「巻き戻し」が発動し、体が負傷する前の状態に戻る。この「破壊」と「再生」の無限ループにより、デクは実質的なノーリスクでフルカウル100%の力を振るい続けることができたのです。

この状態で放たれる一撃一撃は、オールマイトの全盛期を彷彿とさせるほどの圧倒的な破壊力を持ち、オーバーホールを完全に打ち破りました。あくまでエリの個性とのコンビネーションによる一度きりの現象でしたが、デクがいずれ到達するであろう未来の強さを垣間見せた、非常に重要なシーンと言えるでしょう。

あかん、このシーンは思い出すだけで涙出てくるわ…。デクくん一人の力やない、エリちゃんと二人で掴んだ勝利やもんな。ほんまに感動したで。

デクが現在扱えるフルカウルの出力は?

物語が進み、数々の死線を乗り越えたデクのフルカウルの出力は、着実に向上しています。

全面戦争編の時点では、基礎的な身体能力を維持するための常時発動出力が30%程度、そして戦闘時に瞬間的に引き出せる最大出力が45%というのが一つの目安となっていました。このレベルでも既にトップクラスの実力ですが、デクの成長はここで終わりません。

特に重要なのが、ワン・フォー・オールに秘められていた、歴代継承者の“個性”の発現です。デクは「黒鞭」「浮遊」「危機感知」「煙幕」「発勁」「変速」といった複数の個性を扱えるようになりました。

中でも三代目の個性「発勁」は、運動エネルギーを溜めて一気に放出する能力であり、これをOFAの出力に上乗せすることで、擬似的に100%に匹敵するパワーとスピードを生み出すことを可能にしています。

したがって、現在のデクは「基礎出力30~45%のフルカウル」をベースとしながら、状況に応じて複数の個性を組み合わせ、瞬間的にはオールマイトの100%すら超えるパフォーマンスを発揮できる境地に至っていると考えられます。

もう単純なパーセントの話やないんやな!色んな個性を組み合わせて、オールマイトを超えていく…。これからの活躍が楽しみでしゃーないわ!

まとめ:ワンフォーオール フルカウルの成長の軌跡

ワン・フォー・オール フルカウルは、デクの成長の歴史そのものです。彼の歩みを最後に振り返ってみましょう。

  • フルカウルはOFAの力を全身に常時巡らせる技術
  • 名前の由来はバイクなどを覆う外装パーツ「カウル」
  • グラントリノとの修行でOFAの制御法を根本から見直した
  • 初登場は漫画6巻、アニメでは第2期の期末テスト編
  • 当初、安定して扱えた出力はわずか5%だった
  • 腕の負傷を機に足技中心のシュートスタイルを確立
  • 爆豪との再戦で8%の壁を突破した
  • オーバーホール戦で初めて20%の力を引き出した
  • エリの個性「巻き戻し」との連携で限定的に100%を発動
  • 全面戦争編では瞬間最大出力45%に到達
  • 現在は基礎出力30%~45%を安定して扱える
  • 「発勁」など歴代の個性を組み合わせ擬似100%を再現
  • OFAの模倣からデクオリジナルの戦闘スタイルへの進化の証
  • フルカウルの出力向上はデクの心身の成長と直結している
  • デクが最高のヒーローへと至るための重要な基盤技術

こうして振り返ると、フルカウルの歴史はデクくんの努力の歴史そのものやな。これからも応援してるで!頑張れ、最高のヒーロー!

【ヒロアカ】ワン・フォー・オールのフルカウルとは?出力100%から現在の強さまで解説!

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