『NARUTO』の伝説の三忍、自来也。彼が命を懸けて発動した「仙人モード」は、物語屈指の名場面として多くのファンの心に刻まれています。
しかし、その姿はなぜ「不完全」と呼ばれ、カエルのような特徴が現れるのでしょうか?
ペインとの壮絶な戦いで見せた圧倒的な強さや多彩な技、そしてアニメファンが気になる初登場の「何話」なのか。
さらに、弟子ナルトや初代火影など、自来也以外に仙人モードを使える人は誰がいるのか、その能力にはどのような違いがあるのかも気になるところでしょう。
この記事では、自来也の仙人モードにまつわる全ての謎を徹底的に解き明かします。
人気のフィギュア情報にも触れながら、その不完全さの中にこそ宿る本当の魅力と、彼の忍としての生き様を深く掘り下げていきましょう。
- 自来也の仙人モードが「不完全」とされる具体的な理由
- ペインとの壮絶な戦いで見せた仙術の強さと多彩な技
- 師匠である自来也と弟子ナルトの仙人モードの決定的な違い
- 仙人モードがアニメで初登場した話数や関連する詳細情報
自来也の仙人モードとは?不完全と言われる理由
- そもそも仙人モードとはどんな術か
- アニメで初登場したのは何話?
- なぜ自来也の仙人モードは不完全なのか
- 顔がカエルのようになってしまう理由
- 弱点を補う二大仙蝦蟇との連携
そもそも仙人モードとはどんな術か

仙人モードとは、忍が通常使用するチャクラの概念を根底から覆す、極めて高度な戦闘形態です。通常のチャクラが術者自身の内に存在する「身体エネルギー」と「精神エネルギー」という二つの要素から練り上げられるのに対し、仙術チャクラは、これら二つに加えて万物に宿る「自然エネルギー」を体内に取り込み、三つのエネルギーを完璧な均衡で融合させることで初めて生み出されます。
この仙術チャクラを練り上げた状態が仙人モードであり、発動した術者は肉体的にも精神的にも常人とは比較にならない領域へと到達します。具体的には、忍術・幻術・体術といった全ての術の威力が飛躍的に増大します。例えば、仙人モードで放つ体術「蛙組手」は、直接相手に触れることなく、周囲の自然エネルギーを介して衝撃を与えることが可能になり、防御が極めて困難になります。
さらに、仙人モードの真価は攻撃能力の向上だけにとどまりません。自然エネルギーと一体化することで、術者の感知能力は劇的に向上し、広範囲のチャクラを精密に捉えたり、殺気や危険を瞬時に察知したりできるようになります。この状態になった者の目元には、仙人の証である特徴的な隈取りが浮かび上がります。
その起源は忍術の祖である六道仙人(大筒木ハゴロモ)の時代よりも古く、チャクラという概念が広まる以前から「仙力」として存在していたとされています。つまり、忍術よりも遥かに長い歴史を持つ術体系であり、それゆえに習得は極めて困難を極めます。膨大なチャクラ量を持つ者でなければ自然エネルギーに心身を乗っ取られてしまうリスクがあり、この術を扱えること自体が、作中世界における最強クラスの実力者であることの何よりの証明となるのです。
アニメで初登場したのは何話?
自来也が仙人モードのベールを脱いだのは、アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の第351話「発動!仙人モード」です。このエピソードは、原作漫画の第42巻に収録されている第377話から第379話の内容に相当し、ファンにとっては待ち望まれた瞬間でした。
物語の背景として、自来也は「暁」のリーダーであるペインの正体と目的を探るべく、単身で雨隠れの里に潜入していました。そこで対峙したのが、かつて自身が指導した戦災孤児の一人、長門が操るペイン六道です。輪廻眼を持つペインは、分裂した個体が視界を共有し、多彩かつ強力な口寄せ獣を次々と繰り出すなど、常識外れの能力を見せつけます。
この圧倒的な敵を前に、自来也は自らの奥の手である仙人モードを発動する覚悟を決めます。ペインの猛攻を口寄せした巨大蝦蟇・ガマケンと共に防ぎつつ、仙術チャクラを練るための時間を稼ぐという極限の緊張感の中で、仙人モードへの変身プロセスが初めて詳細に描かれました。この一連のシークエンスは、自来也の物語における最大のクライマックスであり、彼の師としての覚悟、そして伝説の三忍としての底知れない強さが最大限に表現された、シリーズ屈指の名エピソードとして語り継がれています。
なぜ自来也の仙人モードは不完全なのか

自来也の仙人モードが「不完全」と称される最大の理由は、仙術チャクラの根幹をなす自然エネルギーのコントロールが完璧ではない点にあります。仙術チャクラを生成するためには、前述の通り「身体エネルギー」「精神エネルギー」「自然エネルギー」の三要素を、寸分の狂いもなく均等なバランスで練り上げる必要があります。
このバランスが少しでも崩れると、術は成立しません。特に自然エネルギーは、他の二つとは異なり外部から取り込むエネルギーであるため、制御が極めて難しいとされています。もし、自然エネルギーの割合が多すぎれば、術者の肉体はエネルギーに飲み込まれ、仙術を学んだ聖地の動物へと変貌してしまいます。妙木山で修行した自来也の場合はカエルそのものになり、自我を失い、最終的には石となって自然に還ってしまうという致命的なリスクを伴います。
自来也ほどの傑出した忍者であっても、この三すくみのエネルギーバランスを完全に掌握するには至りませんでした。そのため、彼の仙人モードは、術を発動すると身体の一部がカエルのように変化するという、不完全な形での発現となったのです。
しかし、この「不完全」は決して「弱い」という意味ではありません。仙術の師であるフカサク仙人でさえ、自来也の状態を「それでも上手い方」と評価しており、不完全ながらも仙人モードを実戦レベルで安定して発動できること自体が、彼の類稀なる才能と努力の証左と言えるでしょう。事実、大蛇丸のように、このリスクを克服できずに仙術の習得を断念した実力者もいることからも、その難易度の高さがうかがえます。

不完全なところが、逆に人間味あってめっちゃええよな。完璧やないからこそ、応援したくなるねん。
顔がカエルのようになってしまう理由


自来也が仙人モードを発動した際に、顔や身体の一部がカエルのように変化してしまうのは、彼の仙人モードが不完全であることの直接的な現れです。これは、体内に取り込んだ強大な自然エネルギーを、自身のチャクラで完全に制御しきれていないために生じる現象です。
自然エネルギーは、ただの力のかたまりではなく、その土地の特性を色濃く反映しています。自来也が修行した妙木山は蝦蟇たちが住む聖地であり、満ちている自然エネルギーもまた蝦蟇の性質を帯びています。そのため、仙術チャクラを練る過程で制御しきれなかった自然エネルギーが、術者の肉体に作用し、蝦蟇の身体的特徴を発現させてしまうのです。
具体的に自来也に見られる変化は以下の通りです。
- 鼻: 大きく横に広がり、カエルのような形状になる
- 目: 目の周りに仙人の証である赤い隈取りが現れる
- 手足: 指の間に水かきが発達する
- 姿勢: やや前傾姿勢で、カエルのように屈んだ体勢になる
- その他: 顎にヒゲが生えるなど、全体的に人間離れした風貌になる
自来也自身はこの外見の変化を「不細工になるから」と語り、あまり好んでいませんでした。しかし、この人間らしいコンプレックスこそが、彼を完璧超人ではない、血の通った英雄として描き出し、多くのファンから愛される理由の一つとなっています。この不完全さこそが、自来也というキャラクターの魅力を象徴しているのです。



本人は『不細工になる』て気にしとったけど、この姿も味があってええやんか!ちょっとお茶目なとこも最高やで。
弱点を補う二大仙蝦蟇との連携


仙人モードは絶大な力をもたらす一方で、「戦闘中に動きながら自然エネルギーを集めることはできない」という、戦闘術としては致命的とも言える弱点を抱えています。自然エネルギーを取り込むためには、大地や大気と一体化するように、ピクリとも動かず完全に静止した状態で精神を集中させる必要があるからです。
ひとたび戦闘が始まれば、一瞬の静止が命取りになりかねません。そのため、事前に仙術チャクラを練って仙人モードを発動したとしても、そのチャクラを使い切ってしまえば、無防備な状態を晒して再度エネルギーを集めるか、仙術を諦めるかの二択を迫られることになります。
自来也はこの最大の弱点を克服するため、妙木山の長老である二大仙蝦蟇、フカサクとシマを両肩に口寄せし、一部融合するという「仙法・両生の術」という画期的な方法を編み出しました。この術の要点は、戦闘で激しく動き回る自来也本人に代わって、彼の両肩で静止しているフカサクとシマが自然エネルギーの収集と仙術チャクラの生成を担うという点にあります。
| 連携によるメリット | 詳細 |
| 仙人モードの持続 | フカサクとシマが常に仙術チャクラを供給し続けるため、戦闘中であってもモードを長時間維持できる。 |
| 戦術の多様化 | 自来也が苦手とする幻術を、二大仙蝦蟇との合唱で発動する「魔幻・蝦蟇臨唱」で補うことができる。 |
| 分析能力の向上 | 長年の経験を持つ二人の仙人が加わることで、三人分の頭脳で敵の能力を分析し、最適な戦術を導き出せる。 |
| 死角のカバー | 両肩にいる仙人が自来也の死角をカバーし、背後からの奇襲などにも対応しやすくなる。 |
このように、フカサクとシマとの連携は、単なるエネルギー供給に留まらず、自来也の戦闘能力をあらゆる面で向上させるものでした。言ってしまえば、この三人一体の連携こそが自来也の仙人モードの完成形であり、彼の強さを最大限に引き出すための、そしてペインという強大な敵に立ち向かうための、唯一無二の切り札だったのです。



一人で無理なら仲間と乗り越える、ほんま素晴らしい考え方やわ。この信頼関係があるからこその強さなんやろな。
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自来也の仙人モードの強さと他の使用者
- ペイン戦で見せた圧倒的な強さと技
- ナルトの仙人モードとの決定的な違い
- 自来也以外に仙人モード 使える人は?
- ミナトや柱間との仙術の差
- 再現度の高い仙人モードのフィギュア
- まとめ:自来也の仙人モードの魅力とは
ペイン戦で見せた圧倒的な強さと技


自来也の仙人モードの真価が最も発揮されたのが、雨隠れの里でのペイン六道との死闘です。輪廻眼を持つペインは、六つの身体が視界を共有し、それぞれが異なる系統の強力な術を操るという、まさに神の領域にある敵でした。この絶望的な戦力差に対し、自来也は仙人モードの力で真っ向から渡り合いました。
仙人モード状態の自来也は、身体能力が飛躍的に向上し、ペインの一撃を受け止めるほどのパワーと、増殖する口寄せ獣の猛攻を捌ききるスピードを発揮しました。そして、二大仙蝦蟇との連携により、多彩かつ強力な仙術を次々と繰り出しました。
仙法・超大玉螺旋丸
自来也の代名詞である螺旋丸を、仙術チャクラによって規格外のサイズと破壊力にまで高めた必殺技です。その威力は巨大な口寄せ獣を軽々と吹き飛ばすほどで、ペインの一体を戦闘不能に追い込みました。
仙法・五右衛門
フカサクが風遁、シマが火遁、そして自来也が蝦蟇油を同時に放つ、広範囲殲滅用の連携仙術です。風遁で煽られた業火が、燃え盛る油の海となって敵を飲み込みます。その圧倒的な熱量は、たとえ防御系の術であっても防ぎきることは困難を極めます。
魔幻・蝦蟇臨唱
自来也が唯一扱えるAランクの超高等幻術です。フカサクとシマの絶妙なハーモニーによる合唱を聞いた者を、決して抜け出すことのできない精神世界に閉じ込めます。この術によってペイン三体を完全に無力化し、自来也は一度は勝利を掴みかけました。
これらの強力な技と、長年の経験に裏打ちされた卓越した戦術眼を駆使し、自来也は一人でペイン六道のうち三体を撃破するという驚異的な戦果を挙げました。たとえ最終的に命を落とすことになったとしても、彼の戦いぶりは伝説の三忍の名に恥じぬ、壮絶かつ圧巻のものでした。



この戦いのこと思うと、今でも胸がぎゅーっとなるわ…。ほんま、最後まで諦めへん姿、かっこよすぎやろ。
ナルトの仙人モードとの決定的な違い


自来也の弟子であるうずまきナルトも、師の遺志を継ぎ妙木山で仙人モードを習得しますが、同じ聖地で学んだにもかかわらず、両者の仙人モードには師弟関係を象徴するような、明確かつ決定的な違いがいくつも存在します。
最も顕著な違いは、その「完成度」にあります。前述の通り、自来也の仙人モードは自然エネルギーの制御が不完全なため、身体の一部が蛙化するという特徴がありました。しかし、ナルトは師である自来也を超える完璧な仙人モードを会得し、外見上の変化は目の隈取りと瞳孔が蝦蟆のようになるだけで、一切の蛙化現象が見られません。これは、ナルトがうずまき一族特有の膨大なチャクラ量と生命力、そして人柱力として体内に九尾のチャクラを宿していたことで、強大な自然エネルギーを受け止め、制御するだけの器を持っていたことが大きな理由と考えられます。
また、仙人モード最大の弱点である「戦闘中のエネルギー補給が不可能」という問題に対する克服方法も、二人の個性を色濃く反映しています。
| 比較項目 | 自来也の仙人モード | うずまきナルトの仙人モード |
| 完成度 | 不完全(顔や身体が一部蛙化する) | 完璧(蛙化の兆候が全くない) |
| 弱点の克服法 | 二大仙蝦蟇(フカサク・シマ)との融合による外部供給 | 影分身に仙術チャクラを練らせておくストック方式 |
| 九尾との関係 | 特になし | 当初は九尾が拒絶し連携不可だったが、 和解後は強力な補助に転じる |
| 後の進化 | なし | 九喇嘛モードとの併用が可能になり、 戦闘中に瞬時に仙術チャクラを練ることが可能になった |
自来也が二大仙蝦蟇との「連携」という、長年の経験と信頼関係に基づいた方法で弱点を補ったのに対し、ナルトは自身の代名詞である「影分身の術」を応用し、安全な場所に待機させた影分身に仙術チャクラを練らせておくという、前代未聞の発想でこの問題を解決しました。これは、ナルトならではの規格外のチャクラ量があったからこそ可能な荒業でした。
さらに、当初ナルトの仙術修行の妨げとなっていた九尾(九喇嘛)の存在も、後に和解を果たすことで、仙人モードを更なる高みへと押し上げる要因となりました。元々が自然エネルギーの塊である十尾の一部である九喇嘛が協力することで、ナルトは自然エネルギーの収集速度が飛躍的に向上し、最終的には戦闘の最中でも瞬時に仙人モードを発動できるほどの領域にまで達しました。
これらの違いは、単なる術の優劣ではなく、師が築いた礎の上で、弟子が自身の特性を活かして新たな可能性を切り開いていくという、『NARUTO-ナルト-』の物語を貫くテーマそのものを体現していると言えるでしょう。



師匠が示した道を、弟子が自分のやり方で超えていく…。これぞ師弟の絆って感じで、ぐっとくるもんがあるなぁ。
自来也以外に仙人モード使える人は?
『NARUTO-ナルト-』の世界において、仙術はごく一部の限られた実力者のみが到達できる究極の術であり、自来也以外にも複数の使い手が存在します。彼らはそれぞれ異なるルーツを持ち、その仙人モードも独自の特徴を持っています。
うずまきナルト
前述の通り、自来也の弟子にして妙木山の蝦蟇仙術を完璧にマスターした人物です。物語が進むにつれて六道仙術へと昇華させ、作中最強の忍者の一人となりました。
千手柱間
木ノ葉隠れの里を創設した初代火影であり、「忍の神」と称えられる伝説の忍者です。彼の仙人モードは修行地が明らかにされていませんが、顔に独特の紋様が浮かび上がるのが特徴です。柱間の仙術の特筆すべき点はその完成度の高さにあり、何の準備動作もなく、戦闘中に一瞬で仙人モードを発動できます。彼の代名詞である木遁忍術と仙術を組み合わせることで、尾獣をも圧倒する規格外の戦闘能力を発揮しました。
波風ミナト
ナルトの父であり、自来也の弟子でもある四代目火影です。彼もまた仙人モードを習得していましたが、完璧な姿で発動できるものの、自然エネルギーを練り上げるのに時間がかかりすぎる上、長時間維持することができないという欠点がありました。自身の戦闘スタイルが「飛雷神の術」による超高速戦闘であるため、静止を必要とする仙術とは相性が悪く、実戦で使うことはほとんどなかったと語られています。
薬師カブト
大蛇丸の側近だった彼は、大蛇丸の死後、その力を取り込み、三大秘境の一つ「龍地洞」で修行を行い、白蛇仙人から蛇の仙術を学びました。彼の仙人モードは、頭から角が生え、全身が蛇のように変貌するのが特徴です。龍地洞の仙術は、妙木山のそれとはまた異なる特性を持ち、カブトは蛇の持つ再生能力や感知能力を極限まで高め、うちはイタチとサスケの兄弟を同時に相手取って追い詰めるほどの力を手に入れました。
ミツキ
『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』に登場する、大蛇丸によって生み出された人造人間です。彼は生まれながらにして仙人化の素質を持ち、感情の高ぶりなどをきっかけに「仙人化」と呼ばれるモードを発動できます。全身から青緑色のチャクラのオーラを放ち、額から一本の角が生えるのが特徴で、その力は計り知れません。
果心居士
同じく『BORUTO』に登場する謎の人物で、その正体は科学者アマドによって作られた自来也のクローンです。クローンであるため自来也と同じ術を使いこなし、仙人モードも使用可能です。しかし、オリジナルの自来也とは異なり、二大仙蝦蟇の補助なしで仙人モードを発動できるなど、科学的な調整によって完成度はオリジナルを上回っている可能性があります。



天才中の天才に挟まれてるけど、工夫で乗り越える姿が一番心に響くわ!こういう人間臭いところが最高やんな!
ミナトや柱間との仙術の差
仙人モードの使い手の中でも、特に木ノ葉隠れの里の礎を築いた伝説の忍者たち、すなわち自来也、波風ミナト、そして千手柱間の三者には、仙術の習熟度において明確な差が存在します。この差は、彼らの才能や戦闘スタイル、そして仙術との相性を如実に示しています。
| 比較項目 | 千手柱間 (マスター) | 自来也 (プラクティショナー) | 波風ミナト (ポテンシャル) |
| 発動速度 | 瞬時(準備動作不要) | 時間がかかる(数分間の静止が必要) | 非常に時間がかかる |
| 完成度 | 完璧 | 不完全(一部蛙化) | 完璧(蛙化なし) |
| 戦闘スタイル | 仙術を木遁と融合させ、圧倒的なパワーで制圧するスタイル | 二大仙蝦蟇との連携で持続力を確保し、多彩な仙術で戦うスタイル | 仙術との相性が悪く、実戦での使用はほぼない |
| 持続時間 | 長時間維持可能 | 連携により長時間維持可能 | 短時間しか維持できない |
この表からもわかるように、千手柱間は仙術の扱において別格の存在です。彼は仙人モードをまるで呼吸をするかのように、戦闘中に何のタイムラグもなく瞬時に発動させることができます。これは、彼自身が六道仙人の息子である大筒木アシュラの転生者であり、生まれながらにして規格外の生命力とチャクラを持っていたことに起因すると考えられます。彼の仙術は、もはや一つの「技」ではなく、彼自身の能力と完全に一体化した「状態」と言えるでしょう。
一方で、波風ミナトは「木ノ葉の黄色い閃光」の異名が示す通り、時空間忍術「飛雷神の術」を駆使したスピードが最大の武器でした。彼の戦闘スタイルは、一瞬で戦場を駆け巡り、敵の隙を突くことに特化しています。そのため、発動に長時間の静止を要する仙術は、彼の戦術とは根本的に相性が悪かったのです。仙人モードを完璧な姿で発動できるだけの才能は持ち合わせていたものの、それを実戦で活かす機会はありませんでした。
自来也の仙術は、この両者の中間に位置します。柱間のような天賦の才には及ばず、またミナトのように戦闘スタイルとの不和もありませんでした。彼は、自身の持つ能力と仙術の弱点を冷静に分析し、「二大仙蝦蟇との連携」という、努力と工夫、そして仲間との信頼によって弱点を克服する道を選びました。この自来也の仙術は、天才たちのそれとは異なる、泥臭くも確実な、まさに彼らしい強さの形と言えるのです。
再現度の高い仙人モードのフィギュア


自来也の仙人モードは、彼の忍者としてのキャリアの集大成とも言える姿であり、その力強くもどこか悲哀を帯びたデザインは多くのファンを魅了しています。そのため、数多くのフィギュアやスタチューが制作されており、コレクターズアイテムとして高い人気を誇っています。
特に再現度が高いことで知られているのが、バンダイから発売されたフィギュアです。このフィギュアは、ペイン戦で見せた鬼気迫る表情や、仙人モード特有の隈取り、大きく変化した鼻、そして筋肉の隆起といった細部まで、劇中のイメージを忠実に立体化しています。何より、彼の仙人モードを完成させる上で不可欠な存在である二大仙蝦蟇、フカサクとシマが両肩に鎮座している点が、ファンにとってはたまらないポイントです。躍動感あふれるポージングは、今にも「仙法・超大玉螺旋丸」を繰り出しそうな迫力に満ちています。
また、より高価格帯の製品としては、海外のライセンススタジオが制作するポリストーン製の大型スタチューが存在します。これらは全高50cmを超えるような巨大なサイズで、圧倒的な情報量と芸術的な塗装が施されており、もはやフィギュアというよりも美術品に近いクオリティを誇ります。ペインとの戦闘シーンを再現したジオラマ形式のものが多く、自来也の覚悟と伝説の忍の生き様を空間ごと切り取ったような、圧巻の出来栄えとなっています。
これらのハイクオリティなフィギュアは、ファンが自来也というキャラクターの物語における最も輝かしい瞬間を、 tangible(触れることができる)な形で手元に留めておくための、最高の記念品と言えるでしょう。
まとめ:自来也の仙人モードの魅力とは
この記事では、自来也の仙人モードについて、その基本情報から強さ、他の使用者との比較まで詳しく解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- 仙人モードは自然エネルギーを取り込み仙術チャクラを使う術
- 忍術・幻術・体術など全ての能力が飛躍的に向上する
- アニメ初登場は『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の351話
- ペイン六道との壮絶な戦いで初めて披露された
- 自来也の仙人モードは自然エネルギーの制御が不完全
- そのため顔や身体の一部がカエルのように変化する
- 本人はこの変化を「不細工になる」と好んでいなかった
- 戦闘中に仙術チャクラを練れないという弱点がある
- 弱点は二大仙蝦蟇フカサク・シマとの連携で克服した
- この連携スタイルが自来也の仙人モードの真骨頂
- ペイン戦では超大玉螺旋丸や魔幻・蝦蟇臨唱など強力な技を駆使
- 弟子のナルトは師匠を超え完璧な仙人モードを会得した
- 他にも柱間やミナト、カブトなどが仙人モードを使用する
- ミナトは苦手、柱間は瞬時に発動可能と習熟度に差がある
- 自来也の仙人モードはその不完全さも含めて魅力的な力である



