【ナルト】柱間細胞は気持ち悪い?顕微鏡で見たら顔だらけ?その万能性を解説

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【ナルト】柱間細胞は気持ち悪い?顕微鏡で見たら顔だらけ?その万能性を解説
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「柱間細胞 気持ち悪い」と検索したあなたは、NARUTO作中に登場するあの細胞の、何とも言えない異様さや特異な描写に疑問を感じているはずです。

物語の鍵を握る重要な要素でありながら、なぜ移植した体に柱間の顔が浮かび上がるのでしょうか。

なぜ弟の扉間ですら、ワシの細胞どうなってるのと困惑しそうなほど異常なのか。

なんjなどの掲示板で、顕微鏡レベルの議論や全身柱間細胞の化け物といったネタが尽きないのはなぜでしょう。

一方で、サスケが義手として利用するなど医療応用される万能性を持ちながら、その危険性から柱間細胞はいらないとさえ言われる側面もあります。

この記事では、柱間細胞が持つ謎多き万能性と、多くの人が気持ち悪いと感じてしまう理由のすべてを、深く掘り下げて解説していきます。

この記事でわかること
  • 柱間細胞が「気持ち悪い」と言われる具体的な理由
  • 細胞の万能性と作中で果たした役割
  • 移植がもたらすメリットと危険なリスク
  • 柱間細胞に関するネット上の反応や考察
目次

なぜ柱間細胞は気持ち悪いと言われるのか

  • そもそも柱間細胞とは?その万能性
  • 移植で柱間細胞の顔が出現する現象
  • なんjで語られる顕微鏡レベルの異様さ
  • 暴走し木になる?適合失敗の末路
  • 弟・扉間も困惑「ワシの細胞どうなってるの」
  • ネットで言われる「気持ち悪い」描写

そもそも柱間細胞とは?その万能性

そもそも柱間細胞とは?その万能性

柱間細胞とは、漫画『NARUTO』に登場する初代火影・千手柱間の肉体から採取された細胞を指します。しかし、これは単なる人間の体細胞とは一線を画す存在です。柱間は六道仙人の息子である大筒木アシュラの転生者であり、その細胞には本人の特性が色濃く反映され、とてつもない生命エネルギーを持つチャクラの塊そのものとされています。

この細胞の最大の特徴は、移植された者に対して規格外の恩恵をもたらす、まさに「万能細胞」とも呼べる点にあります。その効果は多岐にわたり、戦闘から医療まで幅広い分野で利用価値が見出されてきました。

主な恩恵としては、まず第一に驚異的な自然治癒力が挙げられます。本来の持ち主である柱間は、印を結ぶことすらなく致命傷を回復できたとされ、移植者もある程度はその恩恵を受けられます。さらに、チャクラ量の大幅な増加や、身体エネルギーの向上による純粋な身体能力の底上げも期待できます。

加えて、一定量以上の細胞を移植し、かつ適合することができれば、柱間のみが行使可能であった血継限界「木遁」をも習得できる可能性があります。

このような強力な特性を持つため、柱間細胞は木の葉隠れの里の研究者であった大蛇丸や薬師カブトによって、長年にわたり強力かつ禁忌の存在として研究されてきました。物語の中では、尾獣と同等、あるいはそれ以上に危険な「兵器」として扱われ、第四次忍界大戦を激化させる一因ともなっています。一方で、後述するようにナルトの義手やサスケの治療に用いられるなど、医療技術としての利用法もある程度確立しており、まさに光と影の両面を併せ持つ存在と言えます。

柱間細胞の主な恩恵(メリット)

スクロールできます
恩恵の種類具体的な内容
生命力の向上致命傷でも短時間で回復する自然治癒力を得る。
チャクラの増大移植された者のチャクラ総量が大幅に増加する。
身体能力の強化身体エネルギーの向上により、純粋なパワーやスタミナが向上する。
木遁忍術の習得適合次第で、本来は柱間しか使えないはずの木遁忍術が使用可能になる。
瞳術の補助万華鏡写輪眼の失明リスクを軽減したり、瞳術のインターバルを短縮したりする。

移植で柱間細胞の顔が出現する現象

移植で柱間細胞の顔が出現する現象
引用元:NARUTO OFFICIAL SITE

柱間細胞が持つ数々の特異な性質の中で、視覚的に最も強烈なインパクトを与え、「気持ち悪い」と感じられる大きな要因となっているのが、移植者の身体に柱間の「顔」が浮かび上がる現象です。

これは、一定量以上の細胞を移植した場合に発生するとされています。細胞が単なる組織片として移植先に馴染むのではなく、まるで柱間本人のアイデンティティを保ったまま増殖しているかのような、非常に不気味な現象です。

作中では、複数のキャラクターにこの特徴が現れました。

大蛇丸の実験体であり、木遁忍術を受け継いだヤマトは、術の使用時にその兆候が見られました。また、志村ダンゾウは、うちはシスイの万華鏡写輪眼や多数の写輪眼を制御するために、柱間細胞を組み込んだ右腕を移植していました。この腕は、チャクラが消耗すると制御が効かなくなり、肩口に柱間の顔が明確に浮かび上がるという恐ろしい描写がなされています。

さらに、薬師カブトによって「生前以上に仕上げられた」特別仕様の穢土転生体として復活したうちはマダラも、その左胸には柱間の顔が埋め込まれていました。これは、生前にマダラ自身が柱間から奪った細胞を移植した結果であり、マダラが輪廻眼を開眼するに至った経緯とも深く関わっています。

このように、人体の一部に別人の顔が物理的に出現するという描写は、生理的な嫌悪感や、得体の知れないものへの恐怖を強く刺激します。細胞が「千手柱間」として脈動するという異様さが、この現象によって決定づけられています。

体に顔が浮かぶんか!そらちょっとビビるけど、インパクトは最強やな!ある意味、オイシイんちゃう?(笑)

なんjで語られる顕微鏡レベルの異様さ

柱間細胞の常軌を逸した性質と、それに伴う「気持ち悪い」という感覚は、インターネット上の掲示板、特に「なんj」などで長年にわたり議論やネタの対象となってきました。

こうしたコミュニティでは、作中の描写をさらに誇張した想像が飛び交うことがあります。その代表例が、「柱間細胞を顕微鏡で覗いたら、細胞の一つ一つが柱間の顔をしているのではないか」「あるいは細胞が喋りだすのではないか」といったものです。これは、あにまん掲示板で展開された「閲覧注意スレ」に端を発するネタですが、多くのファンに強烈なイメージを植え付けました。

もちろんこれらは読者の想像に過ぎませんが、そうしたネタが生まれる土壌が柱間細胞にはあります。最大の理由は、本体である柱間が死亡してから数十年が経過しているにもかかわらず、その遺体から採取された細胞が一切腐敗せず、まるで生きているかのように活動を続けているという設定です。

この科学的常識を完全に無視した生命力は、柱間細胞がもはや人間の細胞ではなく、それ自体が一個の独立した生命体、あるいは増殖する菌類や寄生生物に近い何かではないか、という本能的な違和感を抱かせます。

『機動武闘伝Gガンダム』に登場する「DG細胞」や、藤子・F・不二雄作品の「ウルトラスーパーデラックスマン」の細胞など、他の創作物における類似の万能細胞と比較されることもあります。しかし、柱間細胞の「顔が生える」「人格を思わせる」といった特徴は、それらの中でも特に異質なものとして扱われています。

顕微鏡で見たら顔だらけって、みんな想像力が豊かすぎやろ!ほんま、愛されてる証拠やで!

暴走し木になる?適合失敗の末路

柱間細胞がもたらす恩恵は計り知れない一方で、その移植は常に死と隣り合わせの極めて危険な行為です。この強大すぎるリスクこそが、柱間細胞の「気持ち悪い」というイメージを補強しています。細胞が持つ強大すぎる生命エネルギーは、移植された者の身体と適合しなければ、深刻な拒絶反応を引き起こし、悲惨な末路を迎えることになります。

このリスクを最も象徴しているのが、大蛇丸が過去に木の葉隠れの里で行った非道な人体実験です。報告によれば、60人の幼児を集めて柱間細胞の移植実験を行った結果、適合に成功したのはヤマト(テンゾウ)ただ一人でした。残る59人は全員、細胞の力に耐えられず死亡したとされています。この生存率約1.7%という数値は、柱間細胞がいかに常人にとって受け入れがたい「毒」であるかを物語っています。

さらに恐ろしいのは、仮に一度は移植に成功したように見えても、その力を完全に制御し続けられるとは限らない点です。志村ダンゾウは、大蛇丸の協力を得て柱間細胞の腕を移植し、ある程度は適合しているように見えました。しかし、サスケとの戦闘でチャクラを極度に消耗し、細胞を抑え込む力が弱まると、移植した右腕が暴走を開始します。

腕が柱間の顔を形作りながら大木へと変貌し、ダンゾウ自身の体を逆に取り込んでしまうという衝撃的な描写は、適合者ですら常に「乗っ取られる」危険性を抱えていることを示しています。適合に失敗すれば死に、制御を失えば木になるという末路は、まさに諸刃の剣と言えます。

また、『BORUTO』のアニメオリジナルエピソードでは、培養中の細胞が非常に不安定であり、わずかな衝撃を加えただけで暴走・爆発するという危険物としての一面も描かれました。

柱間細胞の主なリスク(デメリット)

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リスクの種類具体的な内容
適合の困難さ移植の成功率が極めて低く、大半の被験者は拒絶反応で死亡する(例:60人中59人死亡)。
暴走の危険性適合者であっても、チャクラの消耗などにより制御不能に陥る可能性がある。
肉体の変貌暴走した細胞が移植者の身体を乗っ取り、大木へと変貌させる危険性がある(例:ダンゾウ)。
精神への影響(明確な描写はないが)強すぎる力や異質な細胞が精神に影響を及ぼす可能性も否定できない。
不安定な性質培養中の細胞は衝撃に弱く、爆発する危険性もあるとされる(BORUTOアニオリ)。

暴走したら木になるんか…。そら確かに怖いやろうけど、それだけエネルギーがスゴイってことやもんな。ロマンあるわぁ。

弟・扉間も困惑「ワシの細胞どうなってるの」

柱間細胞のあまりにも特異な性質は、その異常性を際立たせる格好の材料として、ファンの間で様々なネタを生み出しています。その中でも特に人気なのが、実の弟である二代目火影・千手扉間との対比です。

扉間は、現実主義的かつ合理的な思考を持つ忍であり、数々の禁術を開発した科学者としての一面も持っています。一方で、兄である柱間は、理想主義的で豪放磊落な性格でした。この対照的な兄弟関係において、扉間が兄の「非合理的」な細胞の性質をどう捉えていたのか、という点はファンの想像を強く掻き立てます。

千手一族という同じ血筋でありながら、扉間や他の兄弟たちには柱間のような特異な細胞や木遁の能力は一切受け継がれていません。柱間だけが、いわば一族の「突然変異」であり、その特異性はアシュラの転生者であることだけでは説明がつかないほどです。

このことから、ネット上では「扉間が兄の遺体を研究した際、その細胞の異常性に驚愕したのではないか」というネタが定番化しています。例えば、扉間が顕微鏡を覗き込み、「兄者の細胞はキモいのだ!」「ワシの細胞どうなってるの!?」と、冷静な彼らしからぬ困惑や嫌悪感を露わにする、といった想像です。

もちろん、これらは作中で描かれた事実ではなく、あくまでファンの二次創作的な解釈に過ぎません。しかし、最も身近な家族であり、忍界随一の合理主義者である扉間ですら理解しがたいであろうというファンの共通認識こそが、柱間細胞がいかに『NARUTO』の世界の常識や法則から逸脱した「バグ」のような存在であるかを象徴していると言えるでしょう。

あの冷静な扉間ですら『なんやこれ…』ってドン引きしてる姿、想像したらおもろすぎひん?(笑)兄弟やのになぁ!

ネットで言われる「気持ち悪い」描写

柱間細胞:ネットで言われる「気持ち悪い」描写
引用元:NARUTO OFFICIAL SITE

柱間細胞が「気持ち悪い」と評される背景には、これまで述べてきた設定上の特異性に加え、作中で具体的に描かれた複数のグロテスクとも受け取れる視覚的描写が大きく影響しています。

読者の生理的な嫌悪感を引き起こす要素として、強すぎる再生能力、人体からの植物(木遁)の発生、そして他人の顔が浮かび上がる現象などが挙げられますが、これらが組み合わさった最たる例が、志村ダンゾウの右腕です。

この腕は、柱間細胞をベースにした素体に、おびただしい数の写輪眼が不気味に埋め込まれ、さらに肩口には柱間の顔が覗いているという、まさに異形と呼ぶにふさわしいデザインでした。柱間細胞の「生命力」と、うちは一族の「瞳術」という、物語の根幹を成す二つの強大な力が、最も歪んだ形で融合した結果と言えます。このビジュアルが与えた衝撃は計り知れません。

他にも、うちはオビトが神無毘橋の戦いで岩に潰された右半身を、全て柱間細胞から作られた人造体で補っているという設定も、その異様さを際立たせます。作中では、オビトの腕が攻撃を受けて粘土のように崩れ落ちる描写もあり、彼がもはや純粋な人間の体ではないことを示唆していました。

さらに、大蛇丸やカブトが細胞を培養する過程で、多腕の柱間ボディ(上半身)が形成されるといった描写も存在します。これは、細胞が単に増殖するだけでなく、特定の形態(柱間の身体)を記憶し、再現しようとする性質を持つことを示しており、生命倫理的な観点からも違和感や不気味さを感じさせる要因となっています。

柱間細胞は気持ち悪いが物語の重要要素

  • 「全身柱間細胞の化け物」という呼称
  • サスケも使った柱間細胞の義手と医療
  • 死因不明?本人の謎と細胞の生命力
  • 危険性から柱間細胞はいらないとの声
  • 柱間細胞が気持ち悪いと言われる理由

「全身柱間細胞の化け物」という呼称

「全身柱間細胞の化け物」という呼称
引用元:NARUTO OFFICIAL SITE

千手柱間は、「忍の神」と謳われ、五大隠れ里のシステムを創設した偉大な忍です。その実力は圧倒的で、うちはマダラですら生前は一度も勝てなかったとされています。しかし、その強さの根源があまりにも特異な「細胞」にあることが判明して以来、ファンの間では「全身柱間細胞の化け物」という皮肉のこもった呼称で呼ばれることがあります。

これは、柱間の卓越した忍術の才能や、人々を惹きつけるカリスマ性といった本人の資質以上に、生まれ持った細胞という「素材」の異常性が強さの要因ではないか、という見方から来ています。つまり、「柱間が強いのは柱間細胞のおかげであり、柱間自身はその細胞のオマケに過ぎない」といった極端な解釈です。

もちろん、柱間本人が強大な力と、戦乱の世を憂う高潔な人格を併せ持っていたことは間違いありません。しかし、本人の死後もなお、採取された細胞だけが独立した兵器や万能素材のように扱われ、第四次忍界大戦やその後の時代に至るまで物語の根幹に関わり続けるという異常性があります。

本来の持ち主である柱間の人格とは切り離され、ただ「力」や「素材」としてのみ悪用され続ける細胞の存在が、かえって柱間本人の人間離れしたイメージを強めています。このため、「全身が柱間細胞で構成されているから強い」という、原因と結果が逆転したかのような冗談めかした評価が生まれ、ある種のネタとして定着しているのです。

『化け物』とか言われてるけど、裏を返せば『規格外』ってことやん。最高の褒め言葉やと思うけどな!

サスケも使った柱間細胞の義手と医療

前述の通り、柱間細胞はその危険な側面や「気持ち悪い」といった異様さばかりが注目されがちですが、医療分野においては非常に有用な存在としても描かれています。細胞が持つ圧倒的な生命力と再生能力は、通常の医療忍術では対応が難しい重篤な症状の治療や、欠損した部位の再生に応用されています。

作中での代表的な例が、うちはサスケです。彼は第四次忍界大戦の終盤、うちはマダラの一撃によって自身の刀で心臓を貫かれ、瀕死の状態に陥りました。万事休すかと思われたその時、薬師カブトが現れ、自身の身体を通して柱間細胞をサスケに移植しました。この応急処置によってサスケは一命を取り留め、結果として、この移植が六道仙人の力と合わさって輪廻眼を開眼するきっかけの一つにもなっています。

ただし、サスケの場合、移植されたのがごく少量だったためか、治療後に木遁を発現したり、明確なチャクラ量の増加や自然治癒力の向上が見られたりすることはありませんでした。

また、もう一人の主人公であるうずまきナルトも、サスケとの最終決戦で失った右腕を、柱間細胞を培養して作られた義手で補っています。これは医療忍術のスペシャリストである五代目火影・綱手が開発に関わったとされ、ナルト自身が柱間と同じアシュラの転生者であることもあり、拒絶反応なく適合しています。

このように、柱間細胞は戦闘や兵器としての利用だけでなく、人命を救う最先端の医療技術としての側面も持っているのです。

死因不明?本人の謎と細胞の生命力

柱間細胞に関する最大の謎の一つであり、その異様さを際立たせているのが、「あれほどの生命力と自己再生能力を持つ柱間本人が、なぜ死亡したのか」という点です。作中において、柱間の明確な死因は一切語られていません。

柱間は印を結ぶことなく致命傷すら瞬時に治すほどの自己再生能力を持っていたとされます。さらに、彼の死後数十年が経過しているにもかかわらず、その遺体から採取された細胞は一切腐敗せず、まるで生きているかのように活動を続けているとされています。大蛇丸やカブトが研究に使用できたのも、この異常な生命力があったからにほかなりません。

これほどまでの生命力の塊であった柱間が、比較的若くして(孫の綱手が幼少期には存命)亡くなったという事実は、多くのファンにとって大きな謎となっています。通常の病死や戦死では、あの再生能力と生命力を説明するのが困難だからです。

この謎についてはファンの間で様々な考察が飛び交っており、ネット上では「強すぎる細胞の増殖が制御できなくなり、自身の細胞(ガン細胞)に殺されたのではないか」という「柱間ガン細胞説」が、半ばネタとして、しかし妙な説得力をもって語られるほどです。

明確な答えが公式から示されていないことが、柱間細胞の神秘性、あるいは得体の知れない不気味さを一層高めている要因と言えるでしょう。

あんなに最強やったのに、なんで亡くなったんやろな…。謎が多いところも、また魅力っちゅうわけや。

危険性から柱間細胞はいらないとの声

柱間細胞がもたらす力は絶大ですが、それと引き換えになる代償や危険性があまりにも大きいため、「柱間細胞はいらない」という否定的な意見も根強く存在します。物語が進むにつれて、柱間細胞は人命を救う「恩恵」よりも、戦争や悲劇を生む「厄災」をもたらす要因として描かれる側面が強くなりました。

最大の理由は、前述の通り移植の成功率が極めて低く、適合者ですら常に暴走のリスクを抱えなければならない点にあります。志村ダンゾウは、柱間細胞の力を利用して多くの写輪眼を制御し、一時は強大な力を手に入れました。しかし、最終的にはチャクラの消耗によってその力に自身が飲み込まれ、大木と化すという無惨な最期を迎えました。

また、うちはサスケはナルトとは対照的に、柱間細胞による義手の提供を断っています。これについてネット上では、サスケ自身がダンゾウの暴走する腕を間近で見ており、その異様さや危険性を目の当たりにしたからではないか、と推測されています。「あの顔が自分の腕に生えてきたら嫌だ」という生理的な嫌悪感もあったのかもしれません。

続編の『BORUTO』の時代になっても、柱間細胞は「兵器の一種」として危険視され、木の葉隠れの里では研究自体が禁止されています。それにもかかわらず、一部が闇市場に流出し、新たな争いの火種となっている描写もあり、まさに「いらない」と言いたくなるような負の側面を持ち続けているのです。

【総括】柱間細胞が気持ち悪いと言われる理由

この記事では、柱間細胞が「気持ち悪い」と言われる様々な理由について、作中の描写や設定、ファンの反応を基に解説してきました。

柱間細胞が「気持ち悪い」と感じられる理由を、以下にまとめます。

  • 柱間細胞は初代火影・千手柱間の細胞である
  • 驚異的な生命エネルギーを持つチャクラの塊とされる
  • 移植すると柱間の顔が身体に浮かび上がることがある
  • ダンゾウの腕やマダラの胸に顔が現れる描写があった
  • ネット掲示板なんjなどでは「顕微鏡で見たら顔だらけ」とネタにされる
  • 死後も腐敗せず生き続けている点が常識から逸脱している
  • 移植の適合率は極めて低く、実験では59/60が死亡した
  • 適合に失敗したり制御を失ったりすると、体が木になるとされる
  • 弟の扉間ですら理解できない異常な細胞だと推測される
  • 「ワシの細胞どうなってるの」というネット上のネタが有名
  • ダンゾウの腕に写輪眼と顔が共存する描写は衝撃的だった
  • オビトの半身が柱間細胞でできている設定も異様さが際立つ
  • 柱間本人が「全身柱間細胞の化け物」と呼ばれることがある
  • サスケの治療やナルトの義手など医療にも応用されている
  • これほどの生命力を持つ柱間の死因が不明である
  • その危険性から「柱間細胞はいらない」という声も存在する
【ナルト】柱間細胞は気持ち悪い?顕微鏡で見たら顔だらけ?その万能性を解説

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