『僕のヒーローアカデミア』における最大の敵(ヴィラン)であり、物語の根幹をなす謎に包まれた存在、オール・フォー・ワン。その圧倒的な力とカリスマ性の裏で、彼の本当の姿を知る人は多くありません。
この記事にたどり着いたあなたは、オール・フォー・ワンの正体について、さまざまな疑問をお持ちのことでしょう。
彼の本名や謎多き年齢、そしてオールマイトとの激闘の末に顔ない理由となった衝撃の過去。
一方で、作中で明かされた素顔がイケメンであるという噂や、最終決戦で見せた驚異の若い頃への若返り、そして物語の鍵を握る弟との関係など、オール・フォー・ワンの正体を解き明かすための情報は多岐にわたります。
本記事では、これらの散らばったピースを一つひとつ丁寧に集め、ヒロアカ最凶の敵、オール・フォー・ワンの全てを徹底的に解説していきます。
- オール・フォー・ワンの基本的なプロフィールと正体
- 顔を失った経緯と明かされた素顔について
- 物語の根幹をなす弟との関係や過去
- 最終決戦で見せた若返りとその後の結末
オール・フォー・ワンの正体に迫る基本情報
- 悪の帝王としてのオール・フォー・ワンの正体
- 彼の本名は死柄木なのか?
- 100歳以上?謎に包まれた年齢
- オールマイト戦で負った顔ない理由
- 描かれたオール・フォー・ワンの素顔
- ファンも注目するイケメンな容姿
悪の帝王としてのオール・フォー・ワンの正体
◤
— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) February 21, 2024
敵<ヴィラン>新ビジュアル解禁!!
◢
死柄木弔/荼毘(轟燈矢)/トガヒミコ
オール・フォー・ワンhttps://t.co/DByfvkV9Je
「僕のヒーローアカデミア Memories」
4/6(土)〜全4回放送!
「僕のヒーローアカデミア」7期
5/4(土)放送開始!#ヒロアカ #heroaca_a pic.twitter.com/prCmXAjtza
オール・フォー・ワンの正体は、人々が「個性」という異能力に目覚め始めた「超常黎明期」から、日本の裏社会に長く君臨し続けた「悪の帝王」です。
彼が持つ個性『オール・フォー・ワン』は、他者の個性を自由に奪い、自身のものとしてストックしたり、また他者に与えたりすることができる、極めて強力で特殊な能力です。
社会が個性の出現によって大混乱に陥っていた時代、彼はこの能力を巧みに利用しました。望まぬ個性に苦しむ者からは個性を取り除いて救いを与え、力を欲する者には個性を与えて恩を売ることで、徐々に支持者と忠実な配下を増やしていきました。このようにして、彼は恐怖と救済を巧みに使い分け、巨大な悪の組織を築き上げ、裏社会の支配者としての地位を盤石なものにしたのです。
その思想の根底には、幼い頃に読んだコミックに登場する「悪の魔王」への純粋な憧れがあります。人々が恐怖し、全てを自分に差し出す世界の実現を夢見ており、その目的のためには手段を選ばない冷酷さを持っています。単なる犯罪者ではなく、明確な思想と目的を持って行動する、カリスマ性を備えたスーパーヴィランと言えるでしょう。

まさに悪のカリスマやな!ここから物語が始まったんやと思うと、なんやワクワクするわ!
彼の本名は死柄木なのか?
オール・フォー・ワンの本名は長らく不明でしたが、作中で「死柄木全(しがらき ぜん)」という名前が明かされています。しかし、この「死柄木」という姓が、本来の彼の苗字であったかについては、いくつかの疑問点が残ります。
最も大きな理由は彼の生い立ちにあります。彼は、超常黎明期に浮浪者であった女性から双子の兄として生まれましたが、母親は出産と同時に亡くなっています。そのため、実の親から姓を受け継いだり、それを知る機会はなかったと考えられます。
ファンブックで明かされた情報によると、物心がついた頃に聞いた噂話で、母親が「風俗街のしがらきたぬき」と呼ばれていたことを知り、その響きを気に入って自ら「死柄木」の姓を名乗るようになったとされています。このことから、「死柄木」は彼が自ら選んだ、あるいは創作した姓である可能性が非常に高いです。
また、彼は自身の後継者として育てた志村転弧に、自身の姓である「死柄木」を与え、「死柄木弔」という新たな名前を授けました。これは、彼と弔が師弟関係であると同時に、義理の親子のような関係性を構築しようとした彼の策略の一部と見ることができます。以上の点を踏まえると、「死柄木」は彼のアイデンティティの一部ではあるものの、出生に由来する本名ではないというのが実情に近いと考えられます。

まさか噂話のタヌキから名前とってたなんて!発想がユニークすぎて、逆に感心してまうわ〜!
100歳以上?謎に包まれた年齢

オール・フォー・ワンの正確な年齢は不明ですが、100歳をはるかに超える時を生きていることは間違いありません。彼は、世界で初めて「発光する赤児」が確認された「超常黎明期」から活動しており、現代に至るまでその存在を維持しています。
常人では考えられないほどの長寿の秘密は、彼が他者から奪った個性の一つにあります。当初、オールマイトは「成長を止める類の個性」ではないかと推測していましたが、後にその核心が判明しました。
彼の長寿を支えているのは、長年の協力者であるドクター(殻木球大)が元々持っていた『摂生』という個性です。この個性は、身体能力が低下する代わりに、持ち主の生命力を常人の二倍にするという効果を持っています。オール・フォー・ワンはこの個性をドクターから奪い、自身のものとすることで、驚異的な寿命を手にしていたのです。
つまり、彼の年齢は一般的な人間の尺度では測れない領域にあり、個性の力によって文字通り歴史を生き抜いてきた存在であると言えます。この長い年月が、彼の狡猾さや計り知れない知識の源泉となっているのでしょう。

100年以上も生きてるって、すごすぎひん?それだけ長いこと、色んなこと考えてはったんやろなあ。
オールマイト戦で負った顔ない理由
今日夕方5:30から #ヒロアカ!!
— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) September 8, 2018
オールマイトが、自身が倒し、収監中の宿敵オール・フォー・ワンと対峙。その理由とは…!?
『僕のヒーローアカデミア』第60話「てめェの"個性"の話だ」今日夕方5:30から読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットでON AIR!!https://t.co/XNflvviWFO#heroaca_a pic.twitter.com/6RVwfjHgC5
オール・フォー・ワンの象徴とも言える、口元以外がのっぺらぼうとなった異様な顔。彼がこの痛ましい姿になった理由は、物語が始まる約5年前に行われた、宿敵オールマイトとの最初の直接対決にあります。
この戦いは、お互いが全盛期に近い力でぶつかり合った壮絶な激闘でした。結果としてオールマイトは勝利を収めたものの、その代償はあまりにも大きく、腹部に風穴を開けられ、呼吸器官や胃を全摘出するという、ヒーロー生命を脅かすほどの重傷を負いました。
一方、敗北したオール・フォー・ワンが受けたダメージはそれを上回るものでした。オールマイトの渾身の一撃によって頭部を文字通り粉砕され、視力や聴覚をはじめとする顔面の機能の大半を失ってしまったのです。ドクター曰く、「『超再生』の個性を手に入れるのがあと5年早ければ、こうはならなかった」とのことで、当時はその傷を完全に回復させる手段がありませんでした。
この戦い以降、彼は生命維持装置なしでは生きられない体となり、表舞台から姿を消すことを余儀なくされます。顔を失ったことは、彼の力の衰えと、オールマイトへの深い憎悪を象徴する、消えない傷跡となったのです。

お互い全力を出し切った結果やもんな…。どっちも引かれへん理由があったんや。ほんま、胸が熱くなる戦いやで。
描かれたオール・フォー・ワンの素顔
長らく謎に包まれ、生命維持装置のマスクや、傷だらけの顔で描かれてきたオール・フォー・ワンですが、物語が進むにつれて、傷を負う前の「素顔」が明らかになりました。
最初にその片鱗が見えたのは、過去の回想シーンです。弟の与一と共に描かれる場面では、顔に影がかかっているものの、整った顔立ちの紳士的な雰囲気を持つ男性として描写されていました。この頃から、ファンの間では「素顔は端正なのではないか」という憶測が飛び交っていました。
そして、最終決戦において、その素顔は完全な形で読者の前に現れます。追い詰められたオール・フォー・ワンが、壊理の個性『巻き戻し』を自身に使用したことで、肉体が全盛期へと若返っていったのです。
若返った彼の姿は、癖のある白髪に、切れ長で色の薄い瞳(アニメ版では赤色)を持つ、非常に整った顔立ちの男性でした。その姿は弟の与一とどことなく面影が似ており、冷徹で落ち着いた雰囲気を漂わせています。この素顔の判明は、彼の不気味なイメージを覆し、キャラクターの新たな一面をファンに示すことになりました。

ずっと謎やった素顔が、ついに明らかになった瞬間や!物語が大きく動いた感じがして、めっちゃ興奮したで!
ファンも注目するイケメンな容姿
◤ #ヒロアカ 場面カットが来た!! ◢
— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) September 19, 2024
9月21日(土)夕方5:30放送
『僕のヒーローアカデミア』7期第18話
「It's A Small World」先行場面カット解禁!!
▶https://t.co/fkqaMEk1NN
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットにて!#heroaca_a pic.twitter.com/yEOjjHuyz7
オール・フォー・ワンの素顔が明らかになると、その端正な顔立ちから「イケメン」であるとファンの間で大きな話題を呼びました。長年、顔がない不気味な「梅干し」のような姿や、ドクロを模したマスク姿で描かれてきたため、そのギャップに驚いた読者も少なくありません。
SNSやネット掲示板では、「穏やかな顔なのに人間味を感じない怖さがある」「若い頃が格好いい」といった声が多く見られ、彼のキャラクターとしての魅力が、その邪悪さや強さだけでなく、容姿にもあることが再認識されました。
また、容姿だけでなく、彼のファッションセンスも注目されています。過去の回想シーンでは、ロングコートやジレといった、着こなすのが難しいお洒落な服装を身にまとっており、洗練された雰囲気を醸し出していました。こうした外見的な魅力も、彼が単なる悪役ではなく、独自の美学を持つ「悪のカリスマ」として描かれていることを裏付けています。
顔を失ってなお滲み出る教養や立ち居振る舞いと、若かりし頃のイケメンな容姿。これらの要素が組み合わさることで、オール・フォー・ワンというキャラクターの多層的な魅力が形成されているのです。

そら話題になるわ!あのギャップはずるいで!悪役やけど、かっこええもんはかっこええって認めなあかんな!
\おすすめ電子書籍ストア/
- ebookjapan: 新規会員登録で6回使える70%OFFクーポンがもらえる!
- コミックシーモア: 漫画・小説など幅広いジャンルを提供する電子書籍サービス。
- 楽天Kobo: 初めての購入で楽天ポイント70倍!

青い部分をクリックしたら、記事下の詳しい説明まで飛べるで~!
物語の核心を握るオール・フォー・ワンの正体
- 超常黎明期からの彼の過去を解説
- コミックに憧れた若い頃の夢とは
- ワン・フォー・オールの起源となった弟
- 最終決戦で見せた驚異の若返り
- オール・フォー・ワンの正体を総まとめ
超常黎明期からの彼の過去を解説
オール・フォー・ワンの過去は、個性が発現し始めた「超常黎明期」の混乱と密接に結びついています。彼は、中国で「発光する赤児」が生まれる約1年前に、名前も知れぬ浮浪者の女性から、弟の与一と共に双子として生を受けました。
生まれながらの悪意
彼の母親は双子を身ごもったことに全く覚えがなく、出産と同時に命を落としたとされています。このことから、彼の出生自体が常軌を逸したものであったことがうかがえます。さらに衝撃的なのは、彼が胎内にいる頃から既に、常人離れした独占欲と悪魔的な精神性を宿していたという点です。母親の養分のほとんどを奪い、その結果として母親を衰弱死させ、共にいた弟の与一を虚弱体質にしたとされています。彼は、視界に入るもの全てを自分の所有物としか認識していませんでした。
悪の支配者への道
物心がつくと、彼は個性や物資の略奪、さらには大量虐殺といった凶行を繰り返すようになります。その過程で、社会に混乱をもたらしていた個性を奪ったり、逆に力を与えたりすることで、人々を意のままに操り、悪の支配者として裏社会に君臨していきました。この行いは、彼が幼い頃に読んだコミックに登場する「悪の魔王」への憧れが原動力となっていました。
このように、オール・フォー・ワンの過去は、同情を誘うような悲劇的なものではなく、生まれながらにして抱いていた純粋な悪意と支配欲によって形作られています。彼こそが、ヒロアカの世界における「全ての元凶」と呼ばれるにふさわしい存在なのです。

生まれながらにしてこれって、もう宿命みたいなもんやったんかなあ。でも、だからこそOFAが生まれたんやもんな。
コミックに憧れた若い頃の夢とは
オール・フォー・ワンという巨悪の根源をたどると、その動機が非常に純粋かつ歪んだものであることが分かります。彼の夢は、若い頃に読んだ一冊のコミックに登場する「悪の魔王」になることでした。
多くのヴィランが社会への不満や個人的なトラウマから道を踏み外すのに対し、オール・フォー・ワンは違います。彼はコミックの中で描かれる、ヒーローが孤独に戦う一方で、魔王は恐怖によって人々を支配し、全てを意のままに差し出させる姿に強く憧れを抱いたのです。
「僕にも夢ができた!」という作中のセリフは、少年がヒーローに憧れるのと同じ純粋さで、彼が悪の道を選んだことを象徴しています。彼の言う「夢」とは、「世界中の人々の未来を阻むこと」。なぜなら、彼にとって最も嫌悪すべき行為とは、他者の思い描く未来を邪魔されることだからです。だからこそ、彼は他者の未来を奪うことで、自身の存在価値を見出そうとしました。
この「魔王になる」という夢は、彼の全ての行動原理となっています。死柄木弔を後継者として育てたのも、最終的にその体を乗っ取って自身が「最高の魔王」になるためでした。彼の邪悪さは、複雑な背景から生まれたものではなく、ある種の無邪気さから発する、根源的な悪であると言えるでしょう。

夢が「魔王」って、スケールでかすぎやろ!なんかもう、ここまでくると一周回って清々しいわ!
ワン・フォー・オールの起源となった弟
【#ヒロアカ 新キャラ・キャストが来た!】
— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) April 3, 2021
今日放送の第90話「面影」で登場しデクと邂逅した初代ワン・フォー・オール。
演じるキャストは、#保志総一朗 さん!! @HoshiSoichiro
保志さんからコメントも到着!
→https://t.co/tBLyjxbW2Z#heroaca_a pic.twitter.com/bEfALHNYhU
オール・フォー・ワンの物語において、唯一無二の肉親である弟「与一(よいち)」の存在は、決定的に重要です。皮肉なことに、ヒロアカ最大の敵であるオール・フォー・ワンこそが、最高のヒーローの力「ワン・フォー・オール」を生み出すきっかけを作りました。
与一は兄とは対照的に、生まれつき体が弱く、しかし強い正義の心を持った青年でした。彼は兄の悪行に心を痛め、無力ながらも抵抗を試みていました。そんな弟に対し、オール・フォー・ワンは歪んだ愛情と支配欲を抱き、自分の意のままにならない存在として見ていました。
ある日、オール・フォー・ワンは弟を支配し、共に歩ませるため、無理やり「力をストックする」だけの個性を与えます。当時は無個性だと思われていた与一にとって、それは何の意味もない個性のはずでした。
しかし、与一には本人すら知らなかった「個性を他者に与える」だけの、単体では意味をなさない個性が元々宿っていたのです。この二つの個性が与一の体内で融合し、「力を蓄積し、他者に譲渡することができる」という新たな個性、『ワン・フォー・オール』が奇跡的に誕生しました。
兄の暴走を止めたいと願った与一は、この力を後世に託します。こうして、悪の支配者に対抗するための希望の力が、世代を超えて受け継がれていくことになったのです。「正義はいつも悪より生まれ出ずる」というオールマイトの言葉通り、最大の悪が、最高の善を生み出した瞬間でした。

最大の敵が、最高の希望を生み出すきっかけになったんやな。ほんま、この物語は奥が深いわ…。じーんとくるで。
最終決戦で見せた驚異の若返り
物語の最終盤、ヒーローたちとの決戦で追い詰められたオール・フォー・ワンは、誰もが予想しなかった禁じ手を使います。それは、自身の死を覚悟した上で、エリが持つ個性『巻き戻し』の力を使い、肉体を全盛期へと若返らせることでした。
エンデヴァーの「プロミネンスバーン」によって炭化寸前となった彼は、「捨て身がヒーローの専売特許だとでも?」と不敵に笑い、この最終手段に打って出ます。
若返りのメリットとデメリット
この若返りによって、彼は一時的に無敵に近い状態となりました。肉体は全盛期の力を取り戻し、さらに傷を負っても即座に巻き戻って再生するため、実質的な不死身と化しました。その圧倒的な力で、エンデヴァーやホークスといったトップヒーローたちを次々と戦闘不能に追い込んでいきます。
しかし、この力には致命的な弱点が存在しました。
一つは、『巻き戻し』は一度発動すると自分では止められないこと。時間の経過と共に肉体は若返り続け、最終的には生まれる前の「無」へと還り、消滅してしまいます。
もう一つは、大きなダメージを受けるほど『巻き戻し』の進行が早まり、消滅までのタイムリミットが縮まるという点です。
若返りの果て
彼は青年期、少年期、そして幼少期へと姿を変えながらも、その圧倒的な戦闘能力でヒーローたちを蹂躙し続けました。しかし、爆豪勝己との死闘の末に敗北。そのダメージが引き金となり、巻き戻しは急激に進行します。
最期は赤ん坊の姿まで戻りながらも、なお死柄木に個性を譲渡しようと執念を見せますが、爆豪の追撃によってついに肉体が限界を迎え、憎悪の叫びと共にこの世から完全に消滅しました。捨て身の切り札は、彼自身を破滅へと導く諸刃の剣だったのです。

全てを懸けた最後の切り札や!敵ながら天晴れやで!でも、この力が自分を滅ぼすことになるなんて、切ないなあ…。
オール・フォー・ワンの正体を総まとめ
この記事では、ヒロアカ最大の敵であるオール・フォー・ワンの正体について、多角的に解説してきました。最後に、彼の人物像を理解するための重要なポイントをまとめます。
- オール・フォー・ワンの正体は超常黎明期から暗躍する悪の帝王
- 本名は「死柄木全」だが、自称である可能性が高い
- ドクターの個性『摂生』により100年以上の時を生きている
- 5年前のオールマイトとの戦いで顔面を失い生命維持装置が必要になった
- 傷を負う前の素顔は白髪で赤目のイケメンな容姿だった
- 浮浪者の女性から弟の与一と共に双子として生まれた
- コミックの魔王に憧れ、世界を支配する夢を抱いていた
- 弟の与一はワン・フォー・オールの初代継承者
- AFOが与えた個性が原因でワン・フォー・オールが誕生した
- 死柄木弔を後継者として育てたが、真の目的は肉体の乗っ取りだった
- 最終決戦で『巻き戻し』の個性を使用し全盛期の肉体を取り戻した
- 若返りは自身で制御できず、時間経過で消滅するリスクを伴った
- 爆豪との戦いに敗れ、赤ん坊の姿まで巻き戻った
- 最期は憎悪の言葉を叫びながら無へと還り消滅した
- 彼と共に奪われた個性も全て消滅し、持ち主には戻らなかった

こうして見ると、ほんまに色んなことがあったんやな。彼の物語を知ることで、ヒロアカがもっともっと面白くなるで!