【NARUTO】多由也の死亡シーンまとめ！穢土転生から可愛いと人気の理由まで

NARUTOに登場する多由也の死亡シーンについて、アニメの何話で見られるのか気になっていませんか？

本記事では、なんjでも度々話題になる彼女の魅力、可愛いと評される容姿、そして音の四人衆唯一の女性という性別やキャラクター性に迫ります。

また、担当声優や得意な口寄せの術、さらにはうずまき一族との関連性の噂にも触れ、穢土転生による再登場まで、narutoの多由也が死亡に至る経緯とその後の物語を詳しく解説します。

naruto多由也の死亡シーンと穢土転生の結末

衝撃的な多由也の死亡シーンを解説

多由也の最期は、うちはサスケを奪還する任務の終盤、彼女が対峙した奈良シカマルとの壮絶な戦いの果てに訪れました。この結末は単なる敗北ではなく、NARUTOの世界における「術の相性」という絶対的な壁がいかに残酷な結果をもたらすかを示す、極めて衝撃的なものでした。

シカマルとの高度な頭脳戦

まず、多由也は追跡してきたシカマルと一対一で対峙します。シカマルは持ち前の頭脳を駆使し、影真似の術を主軸に多角的な戦術を展開しました。しかし、多由也は彼の策略を上回り、笛の音で三体の巨人「怒鬼」を操る口寄せの術と、強力な幻術「魔笛・夢幻音鎖」でシカマルを翻弄します。

シカマルの影真似の術が迫っても、多由也は土壇場で呪印状態2を解放しました。この状態変化はチャクラ量を飛躍的に増大させ、彼女に人知を超えたパワーをもたらします。その圧倒的な力で、彼女は物理的に影真似の術の束縛を強引に押し返し始め、逆にシカマルをチャクラ切れ寸前まで追い込むことに成功しました。戦況は完全に多由也に傾き、彼女が勝利を目前にしたかに思えたのです。

天敵の登場と戦局の暗転

まさに多由也がシカマルにとどめを刺そうとしたその瞬間、戦場に新たな風が吹きます。木ノ葉隠れの同盟国である砂隠れの里から、テマリが救援として駆けつけました。このテマリの登場が、多由也にとって文字通り「死の宣告」となります。

テマリは巨大な鉄扇を武器とし、広範囲に風を巻き起こす「風遁忍術」のスペシャリストです。一方で、多由也の全ての術は「魔笛」から発せられる「音」に依存しています。つまり、テマリが風を巻き起こした時点で、多由也の術は音がかき消されてしまい、相手に届かなくなるのです。彼女の戦闘スタイルそのものが、テマリの前では完全に無力化されてしまうという、致命的な相性の悪さがここにありました。

なすすべもない無慈悲な決着

戦況は一瞬で覆ります。テマリは口寄せの術でカマイタチの「カマタリ」を呼び出し、奥義である「口寄せ・斬り斬り舞」を発動させました。この術は、カマタリが巻き起こす暴風で周囲の木々を無差別に切り刻み、巨大な刃の嵐を作り出す大規模な範囲攻撃です。

この暴風によって、多由也の笛の音はテマリに届く前に霧散し、彼女の術は一切通用しなくなりました。そればかりか、なぎ倒されて飛んでくる無数の大木が、彼女自身の逃げ場を完全に塞いでしまいます。音の四人衆というエリート忍でありながら、なすすべもなく自然の猛威に飲み込まれ、最後は巨大な木々の下敷きとなって圧殺されるという、あまりにも無慈悲な最期を迎えました。

このように、多由也の死は、実力や戦術だけでは覆せない「相性」という要素の重要性を物語る、極めて印象的なシーンとしてファンの記憶に刻まれています。

アニメの死亡シーンは何話で見れる？

アニメ『NARUTO』で多由也の死亡シーンが描かれているのは、第124話「木ノ葉の蒼き野獣、見参！」から第125話「木ノ葉同盟国 砂の忍」にかけての終盤部分です。

シカマルとの戦闘は第123話「木ノ葉の碧い野獣、見参！」から始まりますが、戦いが佳境に入り、テマリが救援に現れて決着がつくのがこの2話にまたがる部分です。漫画版では、単行本24巻の第214話「手も足も出ず」でこのシーンが描かれています。

シカマルとの高度な頭脳戦から、テマリ登場によるあっけない幕切れまで、一連の流れを視聴したい場合は、第123話から見始めるとより楽しめるでしょう。彼女の最期のシーンは、サスケ奪還編における名場面の一つとして、多くのファンの記憶に残っています。

死亡後の穢土転生による再登場

前述の通り、テマリとの戦闘で死亡した多由也ですが、物語の最終章である第四次忍界大戦にて再登場を果たします。これは、薬師カブトが禁術「口寄せ・穢土転生」を用いて、彼女を他の音の四人衆メンバーと共に蘇らせたためです。

この再登場により、サスケ奪還編の時点で彼女が確実に死亡していたことが公式に確定しました。穢土転生された多由也は、生前の能力をそのままに、再びシカマルたちの前に立ちはだかります。

原作漫画では、穢土転生された後の戦闘シーンはあまり詳しく描かれていませんでした。しかし、アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」ではオリジナル要素が加えられ、彼女たちの戦闘がより詳細に描かれることになりました。かつての強敵との再戦は、ファンにとって感慨深い展開であり、彼女の根強い人気を再確認させる機会にもなったと言えます。

narutoの多由也、その人気の理由と死亡の真相

多由也の性別は？音の四人衆の紅一点

多由也は、大蛇丸配下の精鋭部隊「音の四人衆」における唯一の女性メンバーです。通り名は「北門の多由也」で、うちはサスケを大蛇丸のもとへ連れて行く任務で、木ノ葉隠れの追手と対峙しました。

彼女のプロフィールは以下の通りです。

項目	内容
年齢	14歳
誕生日	2月15日
身長	148.0cm
体重	38.2kg
趣味	笛
一人称	ウチ

音の四人衆の紅一点でありながら、その言葉遣いは非常に乱暴で、「クソヤロー」「ゲス」といった汚い言葉を平然と口にします。このため、チームメンバーである次郎坊から「女なんだから」と、たしなめられる場面が作中でも描かれています。しかし、その気の強い性格も彼女のキャラクターを際立たせる一因となっています。

多由也が可愛いと人気の理由を解説

多由也は、作中での登場回数がサスケ奪還編に限定されているにもかかわらず、非常に根強い人気を誇るキャラクターです。その最大の理由は、彼女の整った顔立ちと、毒舌というギャップにあると考えられます。

鮮やかな赤色の長い髪が特徴的で、一部のファンの間ではヒロインである春野サクラや日向ヒナタよりも可愛いという声が上がるほどです。普段は帽子で隠されていますが、呪印を解放した状態2になると、頭から複数の角が生えた鬼のような姿になります。驚くべきことに、この異形の姿ですら「可愛い」と評価する熱心なファンも存在します。

このように、可憐な見た目に反した攻撃的な言動や性格が、多くの読者や視聴者にとって強い印象を残し、彼女の独特な魅力となっているのです。

なんjでも話題になる多由也の魅力

多由也の魅力は、ネットの匿名掲示板「なんj」などでも度々語られることがあります。特に注目されるのが、彼女の仲間に対する意外な一面です。

サスケを運ぶ任務の道中、棺桶を運ぶ次郎坊に対して「チンタラしてんじゃねーぞ！」と毒づくシーンがあります。一見すると単に苛立っているだけに見えますが、その後の展開でこの場面の解釈が変わってきます。後に奈良シカマルが変化の術で次郎坊になりすました際、多由也は口調や態度の些細な違和感から、彼が偽物であるとすぐに見抜きました。

この描写から、普段は悪態をつきながらも、実は仲間のことをよく観察し、気にかけていたのではないかという考察が生まれています。こういった単なる毒舌キャラに留まらない人間味あふれる一面が、ファンの間で「実は優しいのではないか」と語られ、彼女の魅力をより一層深めているのです。

多由也の声優は渡辺明乃さん

先行上映ご来場くださった皆様、ありがとうございました！！　素敵な音楽、素敵な空間…　なかなか体験することの出来ない、貴重な時間でした…！少し間が空いて、今度は舞台挨拶の旅が始まります！　またお会い出来ますように…！(*´ω`*)　珍しく写真撮ったので…　ラルさんと♪ pic.twitter.com/eU7kQJ0fRW

— 渡辺明乃 (@Chibirarijyotei) November 6, 2016

多由也のキャラクターボイスを担当しているのは、実力派声優の渡辺明乃（わたなべ あけの）さんです。渡辺さんは、少年役から成人女性、さらには人間以外のキャラクターまで幅広く演じ分けることで知られています。

多由也の気の強い毒舌な口調と、戦闘中に見せる冷静沈着な側面を、渡辺さんは見事に表現しました。彼女の演技によって、多由也の持つ独特の魅力がアニメで一層引き立てられたと言えます。

ちなみに、渡辺明乃さんの他の代表作には、『To LOVEる -とらぶる-』の結城リト役や、『魔法先生ネギま!』の絡繰茶々丸役、『ソウルイーター』のエリザベス・トンプソン役などがあります。これらの様々な役柄からも、彼女の演技の幅広さがうかがえます。

多由也はうずまき一族なのか？赤髪の謎

多由也がうずまき一族ではないかという説は、ファンの間で古くから考察されています。しかし、作者から公式に明言された事実はなく、あくまで推測の域を出ない話です。

この説の根拠となっているのは、うずまき一族の身体的特徴である「赤い髪」を多由也も持っている点です。うずまき一族は、ナルトの母であるクシナや長門、香燐など、赤い髪を持つキャラクターが多く、並外れた生命力や封印術に長けていることで知られています。多由也もまた、幻術や口寄せといった特殊な術を得意としており、この点が関連性を想起させます。

大蛇丸が香燐を部下にしていたように、特殊な能力を持つうずまき一族の生き残りを集めていた可能性も考えられます。ただ、作中には他にもサソリや四代目水影・やぐらなど赤髪のキャラクターは存在するため、髪の色だけで一族と断定することはできません。この謎めいた部分も、彼女のキャラクターに深みを与えています。

多由也の使う強力な口寄せの術とは

多由也の戦闘スタイルは、クナイなどを使わず、唯一の武器である「魔笛」に完全に依存しています。彼女はこの笛の音色を駆使して、幻術をかけたり、口寄せした怪物を操ったりして戦います。

彼女の主力となる術は、三体の巨人「怒鬼（どき）」を口寄せし、笛で操る「魔笛・幻武操曲」です。これらの怒鬼は物理的な攻撃力が高いだけでなく、特殊な能力も持っています。

終曲第九節・魔境の乱

この術は、怒鬼たちの口から精神エネルギーで練り上げられた「物質化霊」を放出させる技です。この霊は実体を持ちませんが、相手に取り憑いて身体エネルギー、つまりチャクラを直接喰らうことができます。これにより、相手を弱体化させることが可能です。

魔笛・夢幻音鎖

これは聴覚に直接作用する強力な幻術です。笛の音を聞いた者は、自分の身体が溶けていくような強烈な幻覚に囚われます。幻術解きの術が使えるシカマルですら自力で解くことができず、自身の指を折る痛みで無理やり幻術から脱するしかありませんでした。

このように、多由也は遠距離からの幻術と、怒鬼による物理・特殊攻撃を組み合わせた多彩な戦法を得意としています。

まとめ：naruto多由也の死亡と魅力