『僕のヒーローアカデミア』に登場するヴィラン、ムーンフィッシュ。
全身を拘束具で覆い、意味不明な言葉をつぶやきながら襲いかかるその姿は、まるでホラー映画の怪人のようです。
「ヒロアカ ムーンフィッシュ 素顔」と検索したあなたは、きっとその正体や異様な戦いぶりに興味を持ったはず。
本記事では、ムーンフィッシュの素顔が見えるシーンや、初登場話数、そして脱獄後の再登場時の変化までを徹底解説。
さらに、歯を自在に操る個性「歯刃」の恐ろしさや、手を一切使わずに戦う異質なスタイルの秘密にも迫ります。
ネットで話題の名セリフや、声優・松田修平さんの演技の見どころも紹介。
謎だらけで語られない部分が多いムーンフィッシュの魅力を、この記事で丸ごと味わってみませんか?
- ムーンフィッシュの素顔が見える具体的なシーン
- 素顔の特徴や外見の印象
- 素顔が明かされた状況と演出の意図
- 謎に包まれた経歴やプロフィール情報
項目 | 内容 |
---|---|
敵名(ヴィラン名) | ムーンフィッシュ |
本名 | 不明 |
所属 | 敵連合/開闢行動隊/脱獄囚 |
初登場(原作) | 第73話「グッドイブニング」(単行本9巻) |
初登場(アニメ) | 第3期 第41話「洸汰くん」 |
個性 | 歯刃(自身の歯を鋭利な刃物に変え、自在に伸縮・分岐させる能力) |
声優 | 松田修平(まつだ しゅうへい) |
外見の特徴 | 全身拘束具に包まれた痩身、口のみ露出、眉なし坊主頭の素顔 |
性格 | 狂気的・嗜虐的、人の断面に美しさを感じる異常嗜好 |
名セリフ | 「肉見せて」「きれいだ きれいだよ ダメだ仕事だ 見とれてた…きれいな肉面」 |
特徴 | 会話が成立しない、自我より本能優先、戦闘中も独り言を繰り返す |
状態 | 一度逮捕されタルタロス収監→脱獄後に再登場(AFO側で戦闘に参加) |
ヒロアカ:ムーンフィッシュの素顔とは何者か
- 初登場はアニメ何話?登場シーンを解説
- ムーンフィッシュの素顔が見える場面とは
- 本名は不明?プロフィールに見る謎
- ムーンフィッシュの声優は誰?演技の注目点
- 脱獄後に見せた素顔の変化と行動
初登場はアニメ何話?登場シーンを解説

ムーンフィッシュがアニメに初めて登場したのは、『僕のヒーローアカデミア』第3期の第41話「洸汰くん」です。原作では第9巻・第73話に該当するシーンで、林間合宿を舞台にヴィラン連合の「開闢行動隊」が雄英高校の生徒たちを奇襲する場面に登場しました。
このとき、肝試し中だった爆豪と轟の前にムーンフィッシュが姿を現します。黒い拘束具に身を包んだ異様なビジュアルと、まともな言葉になっていない独り言で、視聴者に強烈な印象を与えました。
特に印象的なのは、障子の複製した腕を「きれいだ…」と見つめるシーンです。その直後に「仕事しなきゃ」とつぶやき、歯を刃のように変化させて襲いかかる描写は、ホラーのような不気味さと戦闘の緊張感を同時に感じさせる場面となっています。
このようにムーンフィッシュの初登場は、キャラクターの異質さと危険性を一気に描き出す演出が施されており、視聴者や読者に強いインパクトを残しました。

あの時の登場シーン、ほんまゾワッとしたわぁ…あれは忘れられへんやつやな
ムーンフィッシュの素顔が見える場面とは
ムーンフィッシュの素顔が明らかになるのは、林間合宿での戦闘後、彼が敗北して拘束されるシーンです。暴走した常闇の個性「黒影」によって叩きつけられ、すべての歯を失った直後、彼の拘束具が外れた状態で素顔が確認できます。
素顔は、非常に痩せこけた顔立ちで、眉毛はなく、坊主頭という特徴的な見た目です。装飾も表情も一切ない無機質な顔立ちは、異常性を内側に秘めていることを強く印象づけています。視覚的にはシンプルですが、その無表情さがむしろ狂気を感じさせる要素となっています。
こうした素顔の描写は、視聴者に「なぜこの人物が拘束されているのか」「どうしてここまで危険視されているのか」といった疑問を自然に抱かせる効果も持っています。一方で、素顔が明かされるタイミングが戦闘の終盤であるため、詳細な背景や過去は描かれず、謎を残す演出となっています。
結果的に、ムーンフィッシュの素顔は見えるものの、全体像や過去の説明がほとんどないため、視聴者に「もっと知りたい」と思わせる絶妙な描写だったと言えるでしょう。

素顔見えてもなお怖いって、どないな人生歩んできたんやろなぁ…
本名は不明?プロフィールに見る謎

ムーンフィッシュは、『僕のヒーローアカデミア』の中でもとくに情報の少ないキャラクターのひとりです。作中では「ムーンフィッシュ」という敵名で通っており、本名や出身地、年齢、身長といった基本的なプロフィールは一切公開されていません。
これは、彼がもともと死刑囚であり、かつ異常な言動を繰り返すサイコキラーという設定に関係していると考えられます。脱獄してヴィラン連合に加わったという経歴を持ちながら、仲間との明確な会話シーンも少なく、言動の大半が独り言に近いものであることも、素性が謎に包まれている要因です。
また、拘束服を常に着用しているため、身体的な特徴や容姿についても詳細がわかりにくく、視聴者に「不気味な存在」としての印象を強く植え付けています。
このようにムーンフィッシュのプロフィールは、意図的に「空白」として描かれており、キャラクターの不気味さや恐怖感を高める演出の一環となっています。裏設定が存在する可能性はあるものの、今のところ公式から明かされた情報は非常に限定的です。

名前も分からへんて…ちょっと気になるやん、ほんま謎多いなぁ
ムーンフィッシュの声優は誰?演技の注目点
ムーンフィッシュの声を担当しているのは、声優の松田修平さんです。所属事務所は賢プロダクションで、落ち着いた低音から狂気を帯びた声色まで幅広く演じ分けることができる実力派の声優です。
アニメ『僕のヒーローアカデミア』では、ムーンフィッシュ以外にもバックドラフト、ブラドキング、麗日お茶子の父親、ギャングオルカなど複数のキャラクターを演じており、作品内での存在感は非常に大きいと言えます。
ムーンフィッシュ役では、特に「きれいだ、肉面…」などのセリフにおける不気味な抑揚と息遣いが注目されています。セリフの量自体は少ないものの、言葉にならない呟きや狂気じみたトーンがキャラクターの異常性を際立たせており、視聴者に強烈な印象を残しました。
一方で、あまりにも感情の読めない声の演技であるため、聞き取りにくさを感じる人もいるかもしれません。ただ、それも含めてムーンフィッシュという存在の「恐ろしさ」を演出するための要素と捉えると、非常に効果的な表現だといえるでしょう。

声だけでここまでゾクッとさせるって、演技力ってすごいもんやなぁ〜
再登場:脱獄後に見せた素顔の変化と行動

ムーンフィッシュは、タルタロス襲撃によって再び表舞台に姿を現します。このとき、彼の姿にはいくつかの変化が見られました。その中でも注目されたのが、素顔がはっきり描かれるようになったことです。
もともと全身を拘束具で覆っていたムーンフィッシュですが、脱獄後にはその姿に若干の変化が加えられ、新たなコスチュームを身につけて登場します。顔の輪郭が明確になり、痩せこけた頬や眉のない無表情な顔つきがより強調されるようになりました。これによって、以前にも増して異様で不気味な印象を与えるキャラクターへと進化しています。
行動面でも、脱獄直後から彼の狂気性は変わっていませんでした。看守や周囲の囚人たちを、再生させた「歯刃」で容赦なく切り裂き、まるで「肉面」に飢えたかのように暴れ回る様子が描かれています。このシーンでは、歯刃の威力や使いこなしの精度が変わらず高いことも確認できます。
また、最終決戦時にはAFO(オール・フォー・ワン)の側につき、トガヒミコらとともに戦線へと加わります。新たな衣装に身を包んだ姿で登場し、ギャングオルカらプロヒーローと激突。脱獄前と変わらぬ狂気を見せつけながらも、ある意味で「組織の一員」として再び任務に加わっている点も特徴です。
一方で、感情の変化や人間性の成長といった描写はなく、むしろ「変わっていない」ことが彼の恐ろしさを際立たせています。脱獄後も以前と同様に、理性よりも欲望に従って動く存在として描かれているのです。
このように、ムーンフィッシュは脱獄後に姿を変えつつも、本質的には何も変わっておらず、その不気味さと危険性は一層強調されています。彼の再登場は、物語に再び恐怖と緊張を持ち込む要素となりました。

また暴れとるやん…そない変わらんのやなぁ、この人は…

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ヒロアカ:ムーンフィッシュの素顔と戦闘の魅力
- 歯刃という個性の驚異と恐怖
- ムーンフィッシュの手や体の特徴とは
- 名シーンから見るムーンフィッシュの強さ
- なんjで話題の名セリフや狂気の魅力
- 脱獄シーンの演出とその後の動向
歯刃という個性の驚異と恐怖
ムーンフィッシュの個性「歯刃(しば)」は、自分の歯を鋭利な刃物のように変化させ、自在に伸縮・分岐させる能力です。この個性は攻撃範囲の広さと鋭さが特徴で、相手を切り裂くだけでなく、自らの移動手段としても利用されます。
この能力の最大の強みは、戦闘中に相手の動きを見極めながら、刃を多方向から一斉に繰り出せる点にあります。ムーンフィッシュは実戦経験が豊富で、地形や相手の特性を読み取り、個性を戦術的に使いこなしています。たとえば、林間合宿での戦闘では、爆豪や轟といった実力者たちを一時的に追い詰めるほどの対応力を見せました。
また、歯刃は単なる攻撃手段にとどまらず、木々を切り裂いたり、地面に突き刺して自分の体を浮かせたりと、立体的な戦い方が可能な応用力も持っています。そのため、ムーンフィッシュは狭い空間でも広い戦場でも、自在に立ち回ることができるのです。
ただし、この個性にはいくつかの弱点もあります。とくに背後への反応が遅れる傾向があり、実際に暴走した常闇の「黒影」に背後から襲われて敗北しています。個性の性質上、自分の前方や周囲に集中しやすいため、死角を突かれると一気に不利になるのです。
このように、歯刃という個性は高い攻撃力と応用性を備えた強力な能力である一方で、使いこなすには相応の技術と判断力が必要です。ムーンフィッシュが恐れられるのは、この個性を極めたうえで、歪んだ嗜好と結びつけているからこそと言えるでしょう。

歯があんな武器になるとか、誰が想像するねん…ほんまビックリやで
ムーンフィッシュの手や体の特徴とは
ムーンフィッシュの外見には、他のキャラクターとは異なる異様さがあります。最も目を引くのは、手や腕が拘束具によって完全に覆われており、自由に使えないという点です。つまり、彼は戦闘中に手をまったく使わず、すべての動作を歯刃と足の力でまかなっているのです。
この拘束状態は、脱獄前の死刑囚という背景に起因しています。作中では、彼があまりにも危険な存在であるため、口以外の全身を拘束されているという設定が明かされています。そのため、腕や手の詳細な形状や動きは描かれておらず、視覚的にも常に「何をしてくるか分からない」という不気味さを持たせています。
体型については、極端に痩せこけたシルエットで、服の上からでも骨ばった体つきが見て取れます。実際、素顔が一部見える場面では、頬がこけ、顔の輪郭がシャープであることからも、かなりの痩身であることがわかります。
一方で、戦闘中の身のこなしは非常に俊敏です。重装備のような服装にもかかわらず、高い身体能力で素早く移動し、歯刃を駆使して空間を縦横無尽に動き回ります。つまり、外見の不気味さと機動力の高さが強くギャップを生み出しており、視聴者に対する不安感を増幅させているのです。
このように、ムーンフィッシュの体や手の特徴は、彼のキャラクター性を形成する重要な要素です。見た目のインパクトと動きの異様さが合わさることで、強敵としてだけでなく、視覚的な恐怖の象徴としても印象に残る存在となっています。

手ぇ使わんでもあそこまで動けるの、ちょっとすごすぎるやろ…
名シーンから見るムーンフィッシュの強さ

ムーンフィッシュがその強さを印象づけたのは、やはり林間合宿での戦闘シーンです。爆豪勝己と轟焦凍という、実力ある二人の生徒を相手に互角以上の戦いを繰り広げた場面は、彼の戦闘力の高さを如実に示しています。
この戦いでは、ムーンフィッシュの個性「歯刃」が縦横無尽に展開されます。刃のように伸びる歯を使って空中を滑るように移動し、左右から複数の刃を同時に操ることで、二人のヒーロー候補生に休む間を与えませんでした。とくに、轟の氷を貫通して攻撃を通したシーンは、その攻撃力の高さが際立つ瞬間でした。
さらに注目すべきは、障子の複製腕を切断しながらもその断面に「美しさ」を感じていたことです。戦闘中にも関わらず、敵を「芸術作品」のように見ているこの姿勢が、彼の狂気と強さの両面を引き立てています。
ただし、常闇踏陰の個性「黒影」が暴走し、背後から攻撃された際には反応が遅れ、一蹴されて敗北します。この点から、強さと同時に「死角に弱い」という弱点も明らかになりました。
それでも、雄英のトップクラスの生徒たちが力を合わせても簡単には倒せないほどの実力を持っていたことは間違いなく、ムーンフィッシュはヴィランの中でも上位の危険度を誇る存在と言えるでしょう。

強いんは間違いないけど、やっぱ怖さのほうが勝つなぁ…
なんjで話題の名セリフや狂気の魅力

ムーンフィッシュはその狂気的なキャラクター性により、インターネット掲示板「なんJ(なんでも実況)」などでも話題になることが多いヴィランです。中でも注目されるのが、彼の放った「肉見せて」「きれいだ きれいだよ ダメだ仕事だ 見とれてた ああいけない…きれいな肉面」といったセリフの数々です。
これらの言葉は、一見して意味が通じないうわごとのように聞こえるかもしれません。しかし、そこには彼が人間の肉体を「切り裂かれた断面」という視点で美的に評価している異常な嗜好が表れており、恐怖と気持ち悪さ、そしてキャラクターとしての強烈な印象が同居しています。
特に「肉見せて」という短いセリフは、その異様さゆえにファンの間でネタとしても人気を集め、ネット上で繰り返し引用される定番フレーズとなっています。なんJスレッドでは、ムーンフィッシュを「B級ホラー映画の怪人」「一人だけジャンルが違う」などと評する声も多く、他のキャラクターにはない唯一無二の存在感を放っていることが分かります。
一方で、セリフの量が少なく会話も成り立たないため、「どういう目的で行動しているのかが分からない」という声もあります。ただ、まさにその理解不能な部分が「何をしでかすか分からない恐怖」に直結しており、ヴィランとしての完成度を高めている要素とも言えるでしょう。
このように、ムーンフィッシュは少ないセリフの中に狂気を凝縮し、視聴者や読者の記憶に深く刻まれるキャラクターとなっています。

“肉見せて”て…そら話題にもなるわ、インパクト強すぎやもん!
脱獄シーンの演出とその後の動向

タルタロス脱獄編では、多くの囚人たちが混乱の中で解き放たれましたが、ムーンフィッシュの登場はその中でも異彩を放っていました。演出面では非常にシンプルながらも、視聴者の印象に強く残る描かれ方がなされています。
彼が登場したのは、警備が崩壊し、囚人たちが次々と暴れ出す場面です。そこでムーンフィッシュは、再生した「歯刃」で看守や他の囚人たちを一斉に切り裂きます。無言のまま、ただ「肉」を求める姿は、理性の欠如と狂気をストレートに伝える演出でした。派手な台詞や動機の説明はなく、むしろ淡々と行動しているからこそ恐怖感が際立っています。
また、彼の衣装や表情には微妙な変化が加えられており、拘束服からは部分的に解放された新コスチュームで登場します。これによって、以前とは異なる段階の危険性を示しているとも取れます。
その後、ムーンフィッシュはAFO(オール・フォー・ワン)の一派として最終決戦に参加。奥渡島へ転送され、ヒーローたちとの戦いに加わっています。つまり、彼は単なる脱獄犯にとどまらず、再び組織の一員として戦力に組み込まれているのです。
一方で、彼が特定の目的や信念のもとに動いている描写はありません。行動の動機がほとんど語られないまま戦闘に突入しているため、「本能的に暴れているだけなのでは?」という見方も存在します。
こうした描かれ方は、ムーンフィッシュの本質である「狂気」と「制御不能な暴力性」を際立たせるものであり、最終局面の混沌とした戦場において非常に象徴的な存在として機能しています。

黙って暴れるだけでも存在感あるって、なんやろなこの底知れなさ…
ヒロアカ:ムーンフィッシュの素顔とキャラ背景の総まとめ
- アニメ初登場は第3期第41話「洸汰くん」にあたる
- 原作では第9巻・第73話で登場する
- 初登場では障子の複製腕に見とれながら「仕事しなきゃ」と呟く
- 素顔は戦闘敗北後に一時的に明かされる
- 素顔は眉なしの坊主頭で痩せこけた顔立ち
- 本名・年齢・身長などの詳細プロフィールは不明
- 死刑囚という設定により全身拘束具で覆われていた
- 声優は松田修平が担当し、狂気を帯びた声を演じている
- 脱獄後は新しいコスチュームで登場している
- 再登場では歯刃を再生し看守たちを一斉に攻撃
- 個性「歯刃」は歯を刃物化し多方向へ伸ばして攻撃できる
- 弱点は背後の死角で、黒影に一撃で倒される
- 手は常に拘束されており、戦闘は歯刃と足のみで行う
- 狂気的セリフ「肉見せて」がネットでも話題になっている
- 動機や信念は描かれず、純粋に本能で動く危険な存在