『NARUTO -ナルト-』の中でも屈指の人気を誇る敵役、デイダラ。
彼の壮絶な最後は、多くの読者の記憶に深く刻まれています。
特に、うちはサスケとの戦いは、物語の重要な転換点の一つです。
この記事では、デイダラとサスケの戦いが漫画やアニメで何巻何話にあたるのか、そしてなぜ二人が戦うことになったのかという背景から、白熱したサスケ vs デイダラの戦闘の全貌、さらには属性の相性がどのように勝敗を分けたのかを詳しく解説します。
また、なんjなどで語られるファンの評価や、印象的な表紙、人気のフィギュア情報、そしてデイダラの壮絶な最後についても掘り下げていきます。
- デイダラとサスケの戦いが漫画・アニメの何巻何話で描かれているかがわかる
- 二人が戦うに至った理由と、芸術にかけるデイダラの執念が理解できる
- C4カルラや自爆といったデイダラの術と、サスケの戦術が詳しくわかる
- この戦いに関するファンの評価や関連情報を知ることができる
デイダラとサスケの死闘!戦いの全貌
- アニメや漫画では何巻何話?
- デイダラがサスケを狙った理由
- 激闘!サスケ vs デイダラの戦いの流れ
- C4カルラと写輪眼の術の応酬
- 雷遁と土遁の相性が勝敗を分けた
- 壮絶な最後!デイダラの自爆シーン
アニメや漫画では何巻何話?

デイダラとサスケの激しい戦いは、原作漫画とアニメの両方で描かれています。それぞれの媒体でどこに収録されているのかを把握しておくと、名シーンをすぐに振り返ることができます。
漫画での掲載巻
原作漫画では、この戦いは物語の重要な局面で描かれており、主に以下の巻に収録されています。
内容 | 巻数 |
戦いの開始から決着まで | 39巻後半~40巻前半 |
この戦いは複数の話数にわたって展開されるため、39巻から40巻を読むことで、デイダラとサスケの駆け引きや心理戦の全てをじっくりと追体験することが可能です。
アニメでの放送話数
アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』では、この戦いはよりダイナミックな演出で描かれています。該当するのは以下の話数です。
内容 | 話数 |
戦いの開始から決着まで | 第342話「探索」~第345話「消失」 |
アニメでは、デイダラの爆発芸術が迫力ある映像と音響で表現されており、漫画とはまた違った臨場感を味わうことができます。特に、デイダラが暁に勧誘される過去の回想シーンはアニメオリジナルで描かれており、彼のキャラクターをより深く理解する上で貴重な内容となっています。

これでいつでも見返せるから、めっちゃええやん!話数とか巻数がわかると、探す手間が省けて助かるわぁ。
デイダラがサスケを狙った理由
デイダラがサスケの命を執拗に狙った背景には、彼の芸術家としてのプライドと、うちは一族に対する複雑な感情が深く関わっています。
主な理由として、まず挙げられるのが「大蛇丸の横取り」です。デイダラは、かつて暁のメンバーであった大蛇丸を、自身の芸術で倒すことを目標の一つにしていました。しかし、その大蛇丸を自分より先にサスケが倒してしまったことを知ります。これは、デイダラにとって自身の獲物を横取りされたに等しい屈辱であり、彼の怒りの矛先がサスケへと向かう直接的なきっかけとなりました。
さらに、うちは一族そのものへの強い対抗意識も大きな要因です。デイダラは過去に、サスケの兄であるうちはイタチに完膚なきまでに敗れ、暁に加入させられた経緯があります。その際、イタチの写輪眼の瞳術を「芸術」だと感じてしまった自分自身に強烈な屈辱を覚えていました。彼にとって写輪眼は、自身の爆発芸術を否定された象徴であり、乗り越えるべき壁だったのです。
そのため、同じうちは一族であり、写輪眼を持つサスケは、イタチへの雪辱を果たすための格好の標的でした。デイダラのサスケへの執着は、単なる逆恨みだけでなく、自身の芸術の至高性を証明するための、芸術家としてのプライドを懸けた戦いだったと考えられます。



デイダラの気持ちもわかるけど、それがきっかけで命を落とすことになるとはなぁ…。芸術家としてのプライドが、そうさせたんやろか。
激闘!サスケ vs デイダラの戦いの流れ


デイダラとサスケの戦いは、デイダラの周到な準備による一方的な奇襲で幕を開け、次第に互いの能力と戦術を駆使した高度な心理戦、そして術の応酬へと発展していきます。この激闘の流れを、両者の思考や戦術の意図を交えながら詳細に見ていきましょう。
第1段階:奇襲と序盤の探り合い
サスケの捜索を続けていたデイダラは、上空からその姿を発見すると、相棒のトビを陽動役として送り込み、サスケの注意を引きつけさせます。その隙に、デイダラは上空から起爆粘土による大規模な爆撃を行い、奇襲を仕掛けました。しかし、サスケは冷静さを失わず、大蛇丸の契約を引き継いだ巨大な蛇「マンダ」を口寄せし、その巨体を盾にすることで爆発をしのぎます。
まずは相手の力量を測るため、デイダラは威力もサイズも小さい「C1」と呼ばれるクモ型の起爆粘土を複数使用し、サスケの反応速度や戦闘スタイルを分析しようと試みました。これに対しサスケは、草薙の剣に雷の性質変化を加えた「千鳥流し」を全身に発動。デイダラの起爆粘土を不発にさせると同時に、その反応からデイダラの術が「土遁」をベースとしており、自身の「雷遁」が弱点であることを見抜きました。この序盤の探り合いで、サスケが戦いの主導権を握るための極めて重要な情報を得たのです。
第2段階:空中戦と地雷による複合戦術
自身の術が雷遁に弱いと知られたデイダラは、地上での接近戦は不利と判断。巨大な竜型の起爆粘土「C2ドラゴン」を生み出し、空中からの攻撃へと戦術を切り替えます。これは、サスケが容易に接近できない安全な距離から一方的に攻撃できるため、デイダラにとって非常に有利な戦況を作り出すものでした。
さらにデイダラは、トビに指示してサスケの足元となる地中に無数の地雷を設置させます。これにより、上空からの誘導弾と、足元の地雷という上下からの挟み撃ちを狙う巧妙な複合戦術を展開しました。この策にはまり、サスケは地雷を踏んでしまいます。しかし、彼は大蛇丸から与えられた呪印の力を解放して「状態2」へと変化。背中から巨大な翼を生やして爆風から逃れることで、ダメージを最小限に抑え、空中戦に対応します。
第3段階:サスケの反撃と戦況の転換
空中戦においても、デイダラのC2ドラゴンから放たれる誘導弾と、翼を駆使して自在に飛ぶサスケの斬撃が激しく交錯します。サスケは、持ち前の体術とワイヤーアクションを組み合わせ、雷遁をまとわせた刀で地中の地雷を次々と処理。さらには、その刀を地面に突き立てて足場にし、そこから一気にデイダラへと肉薄します。
そして、手裏剣でデイダラの動きを巧みに牽制しつつ、C2ドラゴンの両翼を切り落とすことに成功しました。飛行能力を失ったデイダラは地上に墜落し、サスケは再び戦いの主導権を握り返します。
最終段階:奥の手の応酬と衝撃の結末
C2ドラゴンを破られ後がなくなったデイダラは、起爆粘土を自ら食らい、最後の切り札である自身の姿を模した巨大な「C4カルラ」を繰り出します。前述の通り、これはナノサイズの爆弾を吸い込ませて内部から破壊する必殺の術でした。
しかし、これもサスケの写輪眼と雷遁によって破られてしまいます。全ての術を封じられ、何より自身の芸術がサスケに全く響いていないことにプライドをズタズタにされたデイダラは激昂。最終手段として、自らの命を芸術として昇華させる自爆を選択し、半径10キロに及ぶ大爆発を起こして、二人の激闘は衝撃的な幕引きを迎えました。



いやー、ほんま手に汗握る展開やったな!どっちも一歩も引かんから、見てるこっちがハラハラするわ!最高やん!
C4カルラと写輪眼の術の応酬


この戦いにおける最大の焦点の一つが、デイダラの最強忍術「C4カルラ」と、サスケの「写輪眼」による術の応酬でした。
「C4カルラ」は、単に巨大な爆弾ではありません。巨大なデイダラ自身を模した人形が破裂すると、肉眼では見えないナノサイズの超小型爆弾が無数に大気中へ散布されます。これを吸い込んだ生物は、体内の細胞レベルから破壊されてしまうという、非常に恐ろしい術です。デイダラは、この術でサスケを倒したと確信していました。
しかし、サスケは写輪眼の能力を最大限に活用してこれに対抗します。写輪眼はチャクラを色として視認できるため、サスケは大気中に散布されたナノ爆弾のチャクラを見抜き、その存在を感知しました。
さらにサスケは、写輪眼による幻術でデイララを巧みに欺きます。一度はC4カルラによって自身が塵になる幻をデイダラに見せ、油断した彼の背後から千鳥で攻撃しました。これは粘土分身で回避されますが、サスケは再度、自身の体に雷遁を流すという荒業で体内に侵入したナノ爆弾を無力化し、C4カルラを完全に攻略します。
うちはイタチとの戦いを想定して幻術対策を練っていたデイダラでしたが、サスケは幻術だけでなく、写輪眼の洞察眼と雷遁の性質を組み合わせることで、デイダラの奥の手すらも上回ったのです。この術と知略の応酬は、戦いの見どころの一つと言えるでしょう。



C4カルラもえげつないけど、サスケの対策もえげつないわ!こういう頭脳戦があるからNARUTOはやめられへんねんなぁ。
雷遁と土遁の相性が勝敗を分けた
『NARUTO -ナルト-』の世界では、チャクラの性質に火・水・風・雷・土の5つの基本属性があり、それぞれに強弱関係が存在します。この「属性相性」が、デイダラとサスケの戦いの勝敗を決定づける極めて重要な要因となりました。
デイダラが使用する「起爆粘土」は、粘土にチャクラを練り込む「土遁」の術です。一方、サスケが得意とする術の一つに、雷の性質変化を用いた「雷遁」があります。属性の相性上、「雷遁」は「土遁」に対して強いという関係にあります。具体的には、土遁の術に雷遁のチャクラを流し込むと、その術を無効化、つまり不発にさせることが可能です。
サスケはこの相性関係に戦闘の序盤で気づきました。デイダラの安易な発言や印の組み方から相手が土遁使いであると見抜き、自身の草薙の剣に千鳥の雷遁を流して地面を刺すことで、地中に埋められた地雷が起爆しないことを確認しています。
この発見が、サスケにとっての大きな勝因となりました。以降、サスケはデイダラの繰り出す起爆粘土を千鳥や千鳥流しで次々と無力化していきます。最強忍術であるC4カルラすら、体内に雷遁を流すことで不発にさせました。
デイダラからすれば、自身の芸術の根幹である起爆粘土がことごとく封じられるわけですから、戦術的にも精神的にも追い詰められていったのは想像に難くありません。言ってしまえば、デイダラは戦う前から、サスケに対して決定的に不利な相性だったのです。



相性ってホンマ大事やねんなぁ。どれだけ強い術でも、弱点を知られてたらこうなるんか。戦う前から勝負は決まってたようなもんやんか。
壮絶な最後!デイダラの自爆シーン


全ての術をサスケに破られ、自身の芸術を認めようとしないその態度にプライドを完全に打ち砕かれたデイダラが選んだ最後の手段、それが究極芸術「CO(シーオー)」でした。
これは、自身の左胸にある口に起爆粘土を直接喰らい、自らの身体そのものを一個の巨大な爆弾へと変える禁断の自爆技です。デイダラは「死んでオイラは芸術になる!」と叫び、サスケを道連れにすることで、自身の芸術を完成させようとしました。
発動時、デイダラの体には血管のような黒い模様が走り、全身のチャクラと細胞が心臓部の核へと凝縮していきます。そして、半径10キロメートルにも及ぶ、超大規模な爆発を引き起こしました。その爆炎の形は、デイダラの芸術観の元ネタとされる岡本太郎氏の「太陽の塔」を彷彿とさせるものであり、彼の芸術への執念が最後まで貫かれたことを象徴しています。
この絶体絶命の状況で、サスケは咄嗟の判断で口寄せの術を発動。大蛇丸の口寄せ動物であった巨大な蛇「マンダ」を呼び出し、写輪眼で操ってその体内に隠れることで、爆心地から時空間忍術で間接的に脱出しました。結果としてサスケは生き延びましたが、口寄せされたマンダは爆発の犠牲となり命を落とします。
デイダラはサスケを道連れにすることは叶いませんでしたが、その死に様は、自身の芸術に殉じた壮絶な最後として、多くの読者に強烈なインパクトを残しました。



道連れはあかんかったけど、自分の芸術に殉じる姿…グッとくるもんがあるわ。敵ながらあっぱれや。ほんま、ようやったで…。
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デイダラとサスケの戦いの評価と関連グッズ
- なんjでのファンの評価や感想まとめ
- 読者人気投票での高い順位
- 再現度の高いデイダラのフィギュア
- まとめ:デイダラとサスケの戦いを振り返る
なんjでのファンの評価や感想まとめ
デイダラとサスケの戦いは、その独特な展開から、インターネット上の掲示板「なんj」などでも頻繁に語られるテーマの一つです。ファンの間では、様々な角度から意見が交わされています。
肯定的な意見としては、デイダラの多彩な爆弾忍術や、サスケのクレバーな戦術を評価する声があります。「C4カルラの発想は強すぎる」「空を飛べるデイダラは反則級」といった、デイダラの能力の高さを称賛するコメントが見られます。また、属性相性を見抜いて戦うサスケの戦闘IQの高さを評価するファンも少なくありません。
一方で、否定的な意見も存在します。特に「幻術が絡むと戦闘が分かりにくくなる」「後から設定が出てきて都合よく勝ったように見える」といった、写輪眼の能力をめぐる展開への指摘は多いです。また、「属性の相性だけで勝敗が決まるのは面白くない」という意見や、一部のファンからは「ナルト第一部のサスケ奪還編や、飛段・角都編の方が戦闘は面白かった」と比較する声も上がっています。
このように、デイダラとサスケの戦いは、その戦術の巧妙さやキャラクターの魅力が高く評価される一方で、写輪眼を中心とした能力のインフレや展開の分かりにくさについて、賛否両論を巻き起こす議論の的となっていることがうかがえます。



みんな色んな見方してておもろいなぁ!どっちの意見も「せやな!」って思てまうわ。それだけ魅力的な戦いやったってことやな!
読者人気投票での高い順位


デイダラは、敵役であるにもかかわらず、読者から非常に高い人気を獲得しているキャラクターです。これを象徴するのが、公式で行われたキャラクター人気投票の結果です。
週刊少年ジャンプ誌上で行われた第6回人気投票において、デイダラは主人公のうずまきナルト(4位)や、師匠のはたけカカシ(2位)に次ぐ、第3位という驚異的な順位を記録しました。敵組織「暁」のメンバーがトップ3にランクインするのは異例のことであり、いかに彼が読者に愛されていたかが分かります。
人気の理由としては、まずその個性的なキャラクター性が挙げられます。「芸術は爆発だ!」というキャッチーなセリフや、語尾に「…うん」と付ける独特の口癖は、多くの読者の印象に残りました。また、金髪の長髪に左目を隠したミステリアスな容姿や、最年少の暁メンバーという設定も魅力の一つです。
さらに、自身の芸術に絶対の自信と誇りを持ち、そのためには自爆すら厭わないという一貫した美学も、単なる悪役ではない深みのあるキャラクターとしてファンを惹きつけました。壮絶な最期を遂げた後も、その人気が衰えることはなく、今なお多くのファンに語り継がれるキャラクターの一人です。



そら人気出るに決まってるやん!デイダラ、めっちゃ魅力的やもんな!あのキャラは忘れられへんわ。
再現度の高いデイダラのフィギュア


デイダラはその高い人気から、数多くのフィギュアが様々なメーカーから発売されています。彼の魅力であるスタイリッシュな容姿や、ダイナミックな術を再現したフィギュアは、コレクターズアイテムとして高い評価を得ています。
フィギュアの種類は多岐にわたります。例えば、暁の黒いコートを纏ったクールな立ち姿を再現したものや、起爆粘土で鳥を作り出して空を飛ぶシーンをイメージした躍動感あふれるものなどがあります。
特に人気が高いのは、サスケとの戦闘シーンを再現したジオラマ風のフィギュアです。C2ドラゴンに乗り、起爆粘土を構えるデイダラの姿は非常に迫力があり、部屋に飾ることで『NARUTO -ナルト-』の世界観に浸ることができます。
また、手のひらサイズのデフォルメフィギュアも人気で、デイダラの少し可愛らしい一面を楽しむことが可能です。これらのフィギュアは、デイダラのキャラクター性を様々な角度から表現しており、ファンであれば一つは手元に置きたくなるような魅力的なアイテムと言えるでしょう。



こんなん見たらフィギュア欲しなってまうやん!C2ドラゴンに乗ってるやつとか、部屋に飾りたいわ~!
まとめ:デイダラとサスケの戦いを振り返る
- デイダラとサスケの戦いは『NARUTO -ナルト-』の名勝負の一つ
- 漫画では39巻から40巻、アニメでは疾風伝の第342話からが該当
- デイダラがサスケを狙ったのは大蛇丸を巡るプライドと、うちは一族への対抗心から
- 戦闘はデイダラの奇襲で始まり、高度な術と知略の応酬が繰り広げられた
- サスケは序盤で雷遁がデイダラの土遁(起爆粘土)に有効であることを見抜いた
- この属性相性が勝敗を分ける決定的な要因となった
- デイダラのC2ドラゴンや地雷戦術は巧妙だったが、サスケは呪印の力で対抗
- 最強忍術C4カルラはナノ爆弾で体内から破壊する恐ろしい術だった
- サスケは写輪眼の洞察眼と幻術、そして雷遁を駆使してC4カルラを攻略
- 追い詰められたデイダラは、究極芸術「CO」による自爆を選択
- 爆発は半径10キロに及び、デイダラは自身の芸術に殉じて命を落とした
- サスケは口寄せしたマンダを盾にすることで、間一髪で生き延びた
- この戦いはファンの間で賛否両論あり、なんjなどでも活発に議論されている
- デイダラは敵役ながら人気が高く、人気投票で3位を獲得したこともある
- 関連グッズとして、印象的な表紙のコミックスや、再現度の高いフィギュアが人気である



こうして見ると、ほんまに奥が深い戦いやったな。ただのバトルやなくて、お互いの信念がぶつかり合うてた。また一から見返したなるわ!