国民的忍者漫画『NARUTO -ナルト-』を語る上で、主人公うずまきナルトと、その生涯のライバルであるうちはサスケの関係は、物語の紛れもない核となる要素です。
友情、ライバル心、そして時にはそれ以上の複雑な感情が絡み合う二人の物語の中で、特にファンの間で伝説として語り継がれているのが、ナルトとサスケのキスシーンではないでしょうか。
この記事では、多くの視聴者に衝撃を与えたナルトとサスケのキスが、原作漫画やテレビアニメの何話で見られるのかを、具体的な背景と共に詳しく解説します。
さらに、単なるハプニングで終わらない気まずいシーンの裏側に隠された意味や、長年にわたるファンの間でのネットの反応も詳しく紹介します。
友情という言葉だけでは到底表しきれない、ナルトの「好きすぎ」とも言えるほどの執着、そして一部の視聴者から「気持ち悪い」とまで評されてしまう二人の複雑な関係性の深層まで、あらゆる角度から深く掘り下げていきます。
- ナルトとサスケのキスシーンが描かれた具体的な話数
- それぞれのキスシーンが起きた状況とその後の展開
- キスシーンから読み解く二人の特別な関係性の本質
- ナルトのサスケへの重い感情に対する様々な考察
公式で描かれたナルトとサスケのキスシーン
- 原作とアニメのキスは何話で見れる?
- 衝撃のファーストキスは事故だった
- 予期せぬ出来事の後の気まずいシーン
- アニメオリジナルの2回目のキス
- キスシーンに対するネットの反応まとめ
原作とアニメのキスは何話で見れる?

ナルトとサスケの記憶に残るキスシーンは、原作漫画とテレビアニメシリーズを通じて、公式に合計2回描かれています。一度目は物語が始まったばかりの非常に早い段階で描かれ、二人の因縁を象徴する出来事となりました。そして二度目は、アニメのオリジナルストーリーの中で、一度目とは全く異なる状況下で描かれました。
一度目の有名なシーンは、予期せぬ展開として多くの視聴者に衝撃と笑いを提供しました。一方で、二度目のシーンは原作には存在しないアニメオリジナル(通称:アニオリ)のエピソードで描かれたため、熱心なアニメ視聴者でなければ知らないかもしれません。それぞれのシーンがいつ、どのような形で描かれたのか、以下の表に分かりやすくまとめました。
登場媒体 | 話数情報 | 状況 | 概要 |
原作漫画 | 第3話「うちはサスケ!!」 | 事故 | 授業中、クラスメイトに押されたナルトがサスケと偶然キスしてしまう。 |
アニメ | 第3話「宿敵!?サスケとサクラ」 | 事故 | 原作と同様のシチュエーションが、よりコミカルな演出で描かれる。 |
アニメ | 疾風伝 第414話「最悪の二人三脚」 | 人工呼吸 | アニメオリジナル回。意識を失ったサスケを救うため、ナルトが人工呼吸を行う。 |
このように、一度目は完全に意図しないハプニングとして、そして二度目は友の命を救うための緊急措置という、対照的な状況で描かれているのが特徴です。

なるほど、初期と疾風伝で2回もあるんやな。どっちもチェックせなあかんわ!
衝撃のファーストキスは事故だった
物語の全ての始まりである忍者アカデミー時代、ナルトとサスケの忘れられないファーストキスは、完全な事故によってもたらされました。この出来事は、連載開始から間もない原作漫画の第3話、そしてアニメ版の第3話という非常に初期の段階で描かれており、二人の関係性を読者に強く印象付けました。
当時、落ちこぼれのナルトは、何でもクールにこなすエリートのサスケに対して、一方的に強烈なライバル心を燃やしていました。授業中、その感情を抑えきれないナルトが机の上に乗り、至近距離でサスケを睨みつけていた、まさにその時でした。後ろの席にいたクラスメイトがナルトの背中を不意に押したことが原因で、ナルトは前のめりにバランスを崩してしまいます。そして、その先にいたサスケと、偶然にも唇を重ねてしまったのです。
もちろん、この場面に恋愛感情が介在する余地は一切なく、あくまでコメディタッチで描かれたギャグシーンです。しかし、この出来事は二人の関係性において、初めての、そして極めて濃密な身体的接触となりました。この衝撃的なハプニングをきっかけに、二人はそれまで以上に互いを強くライバルとして意識し始めることになり、彼らの長く複雑な物語の幕開けを象徴する名場面となったのです。



ライバルとのファーストキスが事故って、ほんま最高のギャグやんか!思わず笑ってまうわ!
予期せぬ出来事の後の気まずいシーン
事故による唐突なキスは、ナルトとサスケの間に筆舌に尽くしがたい、極めて気まずい空気をもたらしました。予期せぬ形でファーストキス(であろう唇)を奪い合ってしまった二人は、直後に互いに顔を見合わせ、激しくえずき合い、全力でその事実を拒絶する反応を示します。このコミカルながらも生々しいリアクションは、視聴者に大きな笑いを提供しました。
この珍事を目の当たりにした周囲のクラスメイト、特にサスケに熱烈な好意を寄せていた春野サクラや山中いのの反応もまた、非常に印象的でした。彼女たちは一瞬の驚きの後、すぐさま嫉妬と怒りの表情に変わり、ナルトは問答無用で彼女たちから袋叩きにされてしまいます。この一件は、ナルトにとってはまさに踏んだり蹴ったりな結果に終わりました。
ただ、この出来事は単なるギャグシーンでは終わりません。物語が大きく進んだ第四次忍界大戦の最中、ナルトの精神世界で相棒となった尾獣の九喇嘛(クラマ)が、このキス事件を持ち出してナルトをからかう場面があります。その際のナルトの過剰なまでの動揺を見る限り、彼にとってこの出来事がどれほど忘れられないものであったかは間違いありません。単なる笑い話でありながら、二人の因縁の始まりを象徴する、非常に重要な場面であったと考えられます。



あの気まずい空気感、たまらんわ~!からの女子にボコられるナルト、不憫やけどおもろすぎるで!
アニメオリジナルの2回目のキス
二度目のキスシーンは、テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の第414話「最悪の二人三脚」というエピソードで描かれました。これは原作漫画には存在しない、アニメ独自のオリジナルストーリーの中での出来事であり、一度目のキスとは全く異なる文脈を持っています。
この物語では、とある任務の道中、ナルトとサスケが滝から転落してしまいます。二人は両腕を特殊な枷で拘束された状態で岸に打ち上げられ、サスケは意識を失い、呼吸も停止しているという危機的状況に陥っていました。周囲に誰もいない絶体絶命の状況で、ナルトはサスケの命を救うため、躊躇の末にやむを得ず人工呼吸を試みます。一度目の完全な事故とは異なり、こちらは友の命を救いたいという一心から生まれた、必死の行動でした。
一度目のキスが純粋なコメディとして描かれたのに対し、こちらはよりシリアスで切迫した状況下での行為として描かれています。結果的にサスケはナルトの処置によって意識を取り戻し、九死に一生を得ました。原作にはない展開でありながらも、二人の絆の形を別の角度から示したこのエピソードは、アニメ制作陣のキャラクターへの深い理解と、少しのユーモアが感じられる、ファンにとっては非常に興味深い一幕と言えるでしょう。



へぇ~、2回目は命を助けるためやったんか。1回目と全然意味がちゃうんやな、アニオリもなかなかやるやん!
キスシーンに対するネットの反応まとめ


ナルトとサスケのキスシーンは、初放送から長い年月が経過した現在でも、ファンの間で色褪せることなく頻繁に語り継がれる、非常に有名な場面です。インターネット上のコミュニティやSNSでは、このシーンに対して実に様々な角度からの反応が見られます。
多くのファンは、このシーンを二人の特別な関係性を象徴する、面白おかしい「伝説のネタ」として楽しんでいます。例えば、「サスケの娘であるサラダが、父親のファーストキスの相手がナルトだと知ったらどう思うだろうか」といった大喜利のような想像や、二人の子供であるボルトとサラダにこの一件を暴露する、といった内容の二次創作は、今なお数多く生み出されています。
また、物語全体を通して描かれるナルトのサスケへの並々ならぬ執着心とこのキスシーンを結びつけて、「これはもはや純愛」「公式が最大手」といった形で、二人の関係性をある種の恋愛として解釈し、楽しむ声も少なくありません。いずれにしても、この衝撃的なキスシーンが、単なる一過性のギャグにとどまらず、ナルトとサスケの深く、複雑で、切っても切れない因縁を象徴する重要なシーンとして、世界中のファンに愛され続けていることがうかがえます。



みんなに愛されとるネタなんやなぁ。たった一つのシーンで、こないに長く盛り上がれるって最高やん!
\おすすめ電子書籍ストア/
ナルトとサスケのキスから見る重すぎる関係性
- 友情を超えたナルトのサスケ好きすぎ問題
- 孤独が生んだサスケへの特別な執着
- 一部で気持ち悪いと言われる理由とは
- ナルトが見せたヤンデレとも言える言動
- サスケを思うと過呼吸になるナルト
- 【総まとめ】ナルトとサスケのファーストキスと2人の関係性
友情を超えたナルトのサスケ好きすぎ問題


ナルトのサスケに対する想いの強さは、物語が進むにつれて、時に友情という言葉だけでは説明がつかないほどの深さと激しさを見せるようになります。そのため、一部のファンからは「ナルトのサスケ愛は好きすぎ」「重すぎる」と評されることがあります。
彼の全ての行動原理は、ただ一人、大切な親友を復讐という名の闇から救い出したいという、純粋な気持ちから来ています。しかし、その想いの強さゆえの執着心は、物語全体を通しても際立っていました。例えば、第四次忍界大戦を経て英雄となり、七代目火影として多忙を極めるようになった後のエピソードでは、ナルトは自分の子供の誕生日会にすら、疲労から影分身で対応してしまうことがありました。その一方で、里の外で独自の任務に当たるサスケに会いに行く際は、どんなに忙しくても必ず本体(本人)で向かうという描写があり、その優先順位の明確な違いがファンの間で大きな話題となりました。
サスケが木ノ葉の里を抜けて以降、彼を連れ戻すために自分の全てを懸けるナルトの姿は、まさに『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の物語を貫く大きな原動力でした。五影会談の場に乗り込み、雲隠れの長である雷影に対して土下座までしてサスケの助命を嘆願する姿は、友情の範疇を超えた、まさに魂の叫びそのものでした。



こうして見ると、ほんまナルトの想いは筋金入りやな。ただの友達って言葉じゃ片付けられへん深さがあるわ。
孤独が生んだサスケへの特別な執着


ナルトがなぜそこまでサスケ一人に執着するのか、その理由の最も根源的な部分は、二人が幼い頃から共有していた「孤独」という共通の痛みにあります。この、他人には理解されがたい深い痛みが、彼らを互いにとって唯一無二の、代替不可能な存在へと押し上げたのです。
ナルトは、その身に尾獣である九尾の妖狐を封印されているという理由だけで、里の大人たちから忌み嫌われ、徹底的に疎外されるという孤独な幼少期を過ごします。一方のサスケも、尊敬していたはずの兄・うちはイタチによって、両親を含む一族全員を一夜にして皆殺しにされ、深い心の傷と復讐心だけを抱えた孤独な存在となりました。
忍者アカデミー時代、二人は互いの内に、言葉には出さずとも同じ孤独の影を感じ取り、無意識のうちに相手を特別な存在として意識し始めます。ナルトにとって、自分と同じ痛みを抱えながらも、常に周囲から注目される天才で優等生のサスケは、憧れと嫉妬が入り混じった複雑な対象でした。自分を初めて「ライバル」として対等に認めてくれた存在であるサスケを、再び孤独の闇に失いたくない。その切実な願いこそが、彼の常軌を逸したとも言える強い執着心の根底にあると考えられます。



なるほどなぁ、根っこは「孤独」で繋がっとるんか。同じ痛みを知ってるからこその絆…なんかグッとくるもんがあるわ。
一部で気持ち悪いと言われる理由とは
ナルトとサスケの深く、そして非常に複雑な関係性は、多くのファンを魅了する一方で、一部の読者や視聴者からは「少し気持ち悪い」「不健全に見える」という否定的な感想を抱かれることもあります。この感情は、二人の関係が時に健全な友情やライバル関係の枠を超え、ある種の共依存的でアンバランスな歪みを帯びているように見える点から生じています。
ナルト側の要因:盲目的な自己犠牲
ナルトの場合、その違和感は、サスケに対する自己犠牲的で、時に盲目的にすら見える執着に起因します。物語中盤以降、サスケがどれだけナルト自身を拒絶し、仲間を傷つけ、時には本気で命を狙ってきても、ナルトは頑なに「あいつは俺の友達だ」と言い続けます。その姿は、サスケによって心身ともに深く傷つけられたサクラの気持ちなどを、二の次にしているように見える瞬間もあり、「自分に酔っている」「独りよがりな正義ではないか」と受け取られてしまうことがあります。
サスケ側の要因:冷酷な自己中心性
一方、サスケの違和感は、復讐という目的のために冷酷で自己中心的な行動を繰り返した点に由来します。彼は目的のためなら、かつての恩師であるカカシや、自分を想い続けてくれたサクラを、何の躊躇もなく本気で殺そうとしました。自分を必死に追いかけてくるナルトの想いを何度も無慈悲に踏みにじり、冷酷に突き放す態度は、ナルトの献身と対比されることで、そのアンバランスな関係性をより際立たせています。
このように、過剰なまでに追い求める側と、非情なまでに突き放す側という、あまりにも歪な関係性が、一部の視聴者に不健全さや「気持ち悪い」という感覚を与えてしまうのでしょう。



確かに、見方を変えたらそう映るんかもしれんなぁ。人それぞれ色んな捉え方があるっちゅうことやな。深いわぁ。
ナルトが見せたヤンデレとも言える言動
ナルトのサスケへの深い執着は、時に愛情が屈折し歪んだ「ヤンデレ」と評されるほどの、激しく独善的な言動として現れることがありました。彼の数々のセリフの中には、単純な友情の範囲を明らかに逸脱していると見なされ、後年、インターネット上のコミュニティで面白おかしくネタにされるものが少なくありません。
特に有名で、彼の「重さ」を象徴するのが、以下のような言葉です。それぞれの言葉がどのような状況で発せられたかを知ることで、その感情の深さがより理解できます。
発言内容 | 主な状況 | 感情の解釈 |
「オレがお前の手足の骨全部折ってでも連れ戻してやらぁ!!」 | 終末の谷での最初の決闘時。 里を抜けようとするサスケに対し発した。 | 物理的に破壊してでも、相手を自分の元に留め置きたいという強烈な束縛欲。 |
「オレの前で自分のものみてーにサスケの名を口にすんじゃねーってばよ!!」 | サスケの代わりとして第七班に加入したサイに対し激昂して発した。 | サスケという存在は自分だけのものであるという、極めて強い独占欲の表れ。 |
「お前の憎しみを受けてやれんのはオレしかいねェ!その役目はオレにしかできねェ!」 | 最終決戦時。 全ての憎しみを自分に集めようとするサスケに対し発した。 | 相手の負の感情すら全て受け止めるのは自分しかいないという、自己犠牲と一体感の極致。 |
これらの言葉は、もちろんサスケを心の底から救いたいという強い意志の表れです。しかし同時に、それは強烈な独占欲や、自分こそが唯一の理解者であるという自己陶酔のようにも聞こえます。サスケがどんな罪を犯そうとも、最後まで彼を信じ、庇い続けるその異常なまでの姿勢は、まさにナルトというキャラクターの特異性を象徴しているのです。



セリフだけ見ると、ほんまに熱量がすごいで…!それだけサスケを失いたくなかったんやろうなぁって思うと、切ないわ。
サスケを思うと過呼吸になるナルト
ナルトのサスケへの尋常ならざる感情の強さは、精神的なものだけに留まらず、時には深刻な身体的な反応としても描かれています。その最も象徴的な例が、サスケのことを深く思い詰めた際に、過呼吸(過換気症候群)のような発作症状に陥るシーンです。
この出来事は、サスケが国際的な犯罪者集団「暁」に加担し、五影会談で正式に「抜け忍」として処分の対象となった直後に起こりました。サスケの故郷である木ノ葉隠れの仲間たちですら彼を見限ろうとする中で、ナルトは一人、その決定を受け入れられずにいました。サスケの処遇を巡って仲間と意見が激しく対立し、精神的に極限まで追い詰められたナルトは、突然胸を押さえて呼吸が荒くなり、その場に倒れ込んでしまったのです。
たった一人の友人を思うあまり、心身に異常をきたしてしまうほどの強烈なストレスと精神的負荷を感じていたことが、この描写から痛いほど伝わってきます。このシーンは、ナルトの精神的な脆さや純粋さを示すと同時に、サスケという存在が彼の心と体にどれほど絶大な影響を与えているかを、読者に如実に示す場面でした。一部では彼のメンタルの豆腐ぶりを指摘する声もありますが、それほどまでに、ナルトがサスケを大切に、そして自分のことのように思っていた何よりの証左とも言えます。



友達を想うあまりに自分の体が悲鳴を上げるなんて…どんだけ背負ってたんやろ。見てて胸が苦しなるわ。
【総まとめ】ナルトとサスケのファーストキスと2人の関係性
- ナルトとサスケのキスは原作とアニメで合計2回描かれている
- 一度目は原作第3話、忍者アカデミー時代の事故によるもの
- 二度目はアニメ疾風伝第414話、人命救助のための人工呼吸
- ファーストキスはギャグシーンとして描かれ、二人の因縁の始まりとなった
- キスの後は気まずい雰囲気になり、サクラやいのからナルトは袋叩きにされた
- このキス事件は後々まで語り草となり、九喇嘛にもからかわれる
- ネット上では二人の特別な関係を象徴するネタとして親しまれている
- ナルトのサスケへの想いは「好きすぎ」「重い」と評されることがある
- その執着の根源は、互いが共有していた「孤独」という痛みにある
- ナルトにとってサスケは、初めて自分を認めてくれた唯一無二の存在だった
- サスケがどんなに拒絶しても追い続けるナルトの姿は、一部で「気持ち悪い」とも見なされた
- 「手足の骨を折ってでも連れ戻す」など、ナルトの言動はヤンデレ的と評される
- サスケを思うあまり、ナルトが過呼吸のような症状を起こす場面もあった
- これらの過剰な行動や言動は、ナルトのサスケへの深い愛情の裏返しである
- 最終的に二人は和解し、友情を超えた唯一無二の絆で結ばれることとなった



こうして全部振り返ると、あのキスが壮大な物語の始まりやったんやなぁって、改めて思うわ。いやー、ええ話や。