【NARUTO-ナルト-】完全版・死亡キャラクター時系列一覧|物語を彩った全忍の最期

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【NARUTO-ナルト-】完全版・死亡キャラクター時系列一覧|物語を彩った全忍の最期
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ナルトの物語を振り返るとき、数多くのキャラクターたちの死が心に深く刻まれているのではないでしょうか。

この記事では、作中で命を落とした死亡キャラの一覧を網羅的にご紹介します。

物語の序盤である波の国編での衝撃的な別れから始まり、中忍試験編、木の葉崩し編、そしてサスケ奪還編へと続く中で、多くの忍がその生涯に幕を下ろしました。

物語が激しさを増す暁編や、涙なしには語れない自来也豪傑物語編、因縁の対決が描かれたイタチVSサスケ編、里の存亡をかけたペイン編、世界の忍が動き出す五影編、そして最終決戦である第四次忍界大戦編に至るまで、各章で描かれた死の意味を掘り下げていきます。

さらに、物語開始時点ですでに過去に死亡済となっていた重要人物たちにも焦点を当て、彼らの死がナルトたちの世代に与えた影響を解き明かします。

この記事でわかること
  • ナルトの物語で死亡したキャラクターの一覧と、その登場時期
  • 各キャラクターが迎えた最期の具体的な状況とその理由
  • 物語の重要な転換点となった死亡シーンの背景と伏線
  • 回想で語られる過去のキャラクターたちの死が物語に与えた影響
目次

ナルト作中で死亡したキャラクター【時系列順】

物語の進行と共に、リアルタイムでその死が描かれたキャラクターたちを、登場した編(アーク)の時系列に沿って紹介します。

【波の国編】死亡キャラクター・死因一覧

物語序盤、ナルトたちが初めて里の外で直面した死闘の記録です。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
白(ハク)再不斬を庇い、カカシの「雷切」を受ける4巻31話
ガトー白の死を嘲ったことに激怒した再不斬に首を斬られる4巻32話
桃地再不斬ガトーの部下たちに刺され、白の隣で力尽きる4巻33話

白(ハク)

霧隠れの抜け忍・再不斬に拾われ、彼を「大切な人」として守るために戦う少年。ナルトとの戦いの後、カカシの雷切から再不斬を守るため、その身を盾にして命を落としました。

桃地再不斬(ももち・ざぶざ)

「霧隠れの鬼人」と恐れられる元・忍刀七人衆の一人。白の死に涙を流し、雇い主であったガトーを殺害。その後、ガトーの部下たちの攻撃で深手を負い、最期はカカシに頼んで白の隣に運んでもらい、静かに息を引き取りました。


【中忍試験編】死亡キャラクター・死因一覧

多くの若き忍が集った中忍試験。その裏で多くの血が流れました。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
シグレ、バイウ、ミダレ雨隠れの下忍。第二試験で我愛羅と交戦し、「砂瀑送葬」によって圧殺される
ドス・キヌタ音隠れの忍。我愛羅を夜襲するも、一部尾獣化した我愛羅に返り討ちに遭う
月光ハヤテ砂と音の陰謀を立ち聞きしたことでバキに発見され、交戦の末に殺害される11巻92話

【木の葉崩し編】死亡キャラクター・死因一覧

大蛇丸が引き起こした未曾有の里襲撃事件。三代目火影の死という大きな悲劇が生まれました。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
ミドリ、シバ草隠れの忍。我愛羅を脅迫しようとして返り討ちに遭う
ザク・アブミ、キン・ツチ音隠れの忍。大蛇丸の「穢土転生」の生贄として利用される
羅砂(ラサ / 四代目風影)木の葉崩しの準備段階で大蛇丸に暗殺される16巻140話(判明)
猿飛ヒルゼン(三代目火影)禁術「屍鬼封尽」で大蛇丸の両腕の自由を奪い、自らの命と引き換えに里を守る16巻138話

猿飛ヒルゼン(さるとび・ひるぜん)

「教授(プロフェッサー)」と謳われ、里の忍から深く慕われた三代目火影。かつての愛弟子であった大蛇丸の暴挙を止めるため、老体に鞭打ち死闘を繰り広げます。最期は自らの命を代償とする禁術「屍鬼封尽」を発動し、大蛇丸の両腕を封じて未来を次の世代に託しました。

【サスケ奪還編】死亡キャラクター・死因一覧

大蛇丸のもとへ向かったサスケを連れ戻すため、ナルトの仲間たちが音の精鋭と命がけの戦いに挑みました。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
幻幽丸大蛇丸の器が限界を迎えたため、次の転生先として肉体を乗っ取られる
次郎坊三色の丸薬を飲んだチョウジの強烈な一撃を受ける22巻191話
鬼童丸白眼の死角を突くも、ネジの決死の柔拳によって敗れる22巻198話
左近・右近救援に駆けつけたカンクロウの「黒秘技機々一発」で捕らえられ惨殺される24巻214話
多由也救援に駆けつけたテマリの「口寄せ・斬り斬り舞」で森ごと吹き飛ばされる24巻214話
君麻呂我愛羅をあと一歩まで追い詰めるも、元々患っていた病により力尽きる24巻217話

【暁編】死亡キャラクター・死因一覧

S級抜け忍集団「暁」との戦いが本格化。多くの実力者たちが命を落としました。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
由良砂隠れの上忍。暁のスパイであり、「象転の術」の生贄にされる
サソリ祖母チヨバアとサクラとの死闘の末、両親の傀儡に核を貫かれる31巻275話
チヨバア尾獣を抜かれ死亡した我愛羅を「己生転生」で蘇生させ、命を譲る31巻280話
地陸火ノ寺の僧侶。寺を襲撃した飛段・角都に敗れ、懸賞金のため殺害される
猿飛アスマ飛段の呪術にかかり、教え子たちに言葉を遺して息を引き取る36巻328話
角都ナルトの「風遁・螺旋手裏剣」とカカシの「雷切」を受け、心臓を全て破壊される38巻342話
デイダラサスケを道連れにするため、「CO」によって自爆する40巻362話
マンダ大蛇丸の口寄せ蛇。デイダラの自爆からサスケを守る盾にされ死亡

猿飛アスマ(さるとび・あすま)

三代目火影の息子で、第十班(シカマル・チョウジ・いの)の担当上忍。「不死身」のコンビ、角都と飛段との戦いで飛段の呪術の餌食となり致命傷を負います。最期は愛する教え子たち一人ひとりに遺言を託し、未来の「玉」である彼らの成長を願いながら、静かにこの世を去りました。


【自来也豪傑物語編】死亡キャラクター・死因一覧

ナルトの師であり、伝説の三忍の一人である豪傑の、壮絶な最期が描かれます。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
自来也暁のリーダー・ペインの正体を探るため単身潜入し、ペイン六道との戦いの末に沈む42巻383話

自来也(じらいや)

ナルトの師匠であり名付け親。ペインの情報を得るため雨隠れの里に潜入し、かつての弟子・長門が操るペイン六道と死闘を繰り広げます。衆寡敵せず力尽きますが、最期の力を振り絞り、暗号化したメッセージをフカサクの背に刻み、ナルトに未来を託して深海へと沈んでいきました。


【イタチVSサスケ編】死亡キャラクター・死因一覧

憎しみに駆られた弟と、全ての闇を背負った兄。うちは兄弟の因縁の対決が、ついに決着します。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
うちはイタチサスケとの激闘の末、元々患っていた病とチャクラ切れにより力尽きる43巻393話

うちはイタチ

サスケの兄であり、一族を滅ぼした憎しみの対象。しかしその真相は、木の葉の里の平和を守るため、全ての汚名を一人で被った心優しき忍でした。最期は「許せサスケ……これで最後だ」と穏やかな笑みを浮かべ、弟の目の前でその生涯を終えました。

【ペイン編】死亡キャラクター・死因一覧

師の仇を討つため、仙人となったナルトが木の葉を壊滅させたペインに挑みます。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
ジェイ雲隠れの上忍。鷹を尾行するも香燐に感知され殺害される
アジサイ雨隠れのくノ一。戦死後、ペイン畜生道の一体として利用される
コウスケ連絡蝦蟇。ナルトを呼びに行こうとするもダンゾウに殺害される
はたけカカシ (※)ペインとの戦いでチャクラを使い果たし死亡
シズネ (※)ペイン人間道に魂を抜かれ死亡
長門(ペイン)ナルトとの対話の末、自らの命を代償に「外道・輪廻天生の術」で木の葉の犠牲者を蘇生48巻449話

(※)カカシとシズネは、後に長門の「外道・輪廻天生の術」によって生き返りました。

【五影編】死亡キャラクター・死因一覧

第四次忍界大戦を前に、各里の思惑がぶつかり合います。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
志村ダンゾウサスケに追い詰められ、サスケとトビを道連れにするため「裏四象封印術」を発動し自滅51巻481話
干柿鬼鮫ガイに敗れ捕縛された後、情報を守るため自ら口寄せした鮫に自身を喰わせ自害する54巻508話
小南長門の輪廻眼を奪いに来たトビと交戦し、幻術で情報を吐かされた後に殺害される54巻511話

【第四次忍界大戦編】死亡キャラクター・死因一覧

忍界の存亡をかけた最終決戦。これまでにない、数多くの犠牲者を生み出しました。

キャラクター死因死亡した巻数・話数
油女ムタ穢土転生したデイダラの起爆粘土で爆死
油女トルネ、山中フー根の忍。カブトが穢土転生を実演するための生贄にされる
タジキ雲隠れの忍。穢土転生したガリの「爆遁・地雷拳」で爆死
トヨサ、タケマル、ヒノ医療忍者。野営地で白ゼツの奇襲により殺害される
奈良シカク、山中いのいち忍連合軍本部が十尾の尾獣玉の標的となり、最期の策を息子たちに伝えて戦死64巻613話
日向ネジ十尾の「木遁・挿し木の術」からナルトとヒナタを庇い、その身を盾にして死亡64巻614話
うちはオビトカグヤの「共殺の灰骨」からナルトとサスケを庇い、カカシに未来を託して消滅71巻687話
うちはマダラカグヤ復活の素体にされた後、尾獣を抜かれ、柱間に看取られながら死亡72巻691話
大筒木ハゴロモナルトとサスケに力を託した後、この世に留まる限界が訪れ消滅

日向ネジ(ひゅうが・ねじ)

日向宗家と分家の歪んだ運命に縛られながらも、ナルトとの戦いを経て自らの意志で未来を切り開いた天才忍者。最期は、十尾の無数の攻撃からナルトとヒナタを守るため、自らの体を盾にしました。「なぜそこまで…」と問うナルトに「お前に…天才だと…言われたからだ…」と告げ、安らかな顔で息を引き取りました。

【暁に狩られた人柱力たち】

暁の「尾獣狩り」によって、多くの人柱力が命を落としました。

キャラクター所属・尾獣死因
二位ユギト雲隠れ・二尾飛段・角都に捕獲され、尾獣を抜かれ死亡
橘やぐら霧隠れ・三尾暁に捕獲され、尾獣を抜かれ死亡(時期は不明)
老紫岩隠れ・四尾鬼鮫に敗北し、尾獣を抜かれ死亡
ハン岩隠れ・五尾暁に捕獲され、尾獣を抜かれ死亡
ウタカタ霧隠れ・六尾ペイン六道に敗北し、尾獣を抜かれ死亡
フウ滝隠れ・七尾飛段・角都に捕獲され、尾獣を抜かれ死亡

【過去に死亡済】のキャラクター

物語開始時点、あるいは回想シーンですでに死亡しているキャラクターたちです。彼らの死が、物語の登場人物の性格形成や行動原理、そして物語全体の根幹に、計り知れないほど大きな影響を与えています。

ここでは、物語の背景を形作った多くの人物を、所属や関係性ごとに紹介します。

キャラクター死因・概要死亡した巻数・話数
【木の葉隠れの里】
千手柱間(初代火影)木の葉隠れの里の創設者。うちはマダラとの終末の谷での戦いの後、詳細は不明ですが、その生涯を終えました。
千手扉間(二代目火影)柱間の弟。第一次忍界大戦中、雲隠れの精鋭部隊「金角部隊」からヒルゼンたち部下を逃がすための囮となり、壮絶な戦いの末に戦死します。
波風ミナト(四代目火影)ナルトの父親。トビ(オビト)が引き起こした九尾事件の際、里とナルトを守るため、自らの命を代償とする「屍鬼封尽」で九尾を封印しました。53巻504話
うずまきクシナナルトの母親で九尾の元人柱力。出産時に九尾を引き抜かれ衰弱しながらも、我が子ナルトを守るためミナトと共に九尾の攻撃を受け、命を落とします。53巻504話
猿飛ビワコ三代目火影ヒルゼンの妻。クシナの出産に医療忍者として立ち会いますが、トビの襲撃を受け、口封じのために殺害されました。
タジヒルゼン直属の暗部。ビワコと共にクシナの出産に立ち会いますが、トビの奇襲を受け死亡します。
うみのイッカク、コハリイルカの両親。九尾が里を襲撃した際に、里の忍として戦い、命を落としました。
加藤ダン綱手の恋人。第二次忍界大戦中の任務で致命傷を負い、綱手の必死の医療忍術も及ばず、彼女の腕の中で息を引き取りました。18巻160話
縄樹(なわき)綱手の弟。12歳の誕生日の翌日、第二次忍界大戦の戦場で敵の罠にかかり戦死します。彼の死は、綱手に医療忍者の必要性を痛感させました。
うちはフガク、ミコトサスケとイタチの両親。一族によるクーデター計画を止めるため、二重スパイとなっていた息子イタチの手にかかることを受け入れ、殺害されました。62巻590話
うちはシスイイタチの親友。「瞬身のシスイ」と謳われた天才。ダンゾウに右目を奪われ、残る左目をイタチに託した後、争いの火種を消すために投身自殺しました。62巻590話
うちはイズナうちはマダラの弟。千手扉間との戦いで致命傷を負い、その両目は「永遠の万華鏡写輪眼」のため、兄マダラに移植されました。
うちはカガミ千手扉間の部隊で活躍した、うちは一族の忍。詳細は不明ですが、作中時点では故人となっています。
うちはイナビ、テッカ、ヤシロ木の葉警務部隊に所属するうちは一族の忍。クーデター計画に加担していたため、イタチによって抹殺されました。
日向ヒザシネジの父親で日向分家の忍。雲隠れとの紛争を終わらせるため、宗家当主である双子の兄・ヒアシの身代わりとなることを自ら選び、死に赴きます。
はたけサクモカカシの父親で「木ノ葉の白い牙」と称えられた英雄。任務より仲間の命を優先した結果、里や仲間から誹謗中傷を受け、心労により自害しました。27巻240話
マイト・ダイマイト・ガイの父親。霧の忍刀七人衆から息子たちを守るため、禁術である「八門遁甲の陣」の死門までを開き、命と引き換えに敵を退けます。
のはらリンカカシとオビトのチームメイト。霧隠れの策略で三尾の人柱力にされ、里が襲われるのを防ぐため、自らの意志でカカシの雷切に身を投じて命を絶ちました。63巻605話
薬師ノノウ元「根」の医療忍者で、孤児院を営むカブトの育ての親。ダンゾウの策略により、同じく潜入任務中だったカブトと戦うことになり、返り討ちに遭いました。
シンサイと兄弟のような間柄だった「根」のメンバー。感情を殺し殺し合う最終試験を前に、不治の病により病死します。
ミソノあさげ、梅星にぎり、他伊賀シノビ、蝶野アゲハ、真臼ネズミ、あじヒラキ、霧ハサミ、目空ウロコなど。詳細は不明ですが、慰霊碑に名前が刻まれており、過去の任務で戦死した忍たちです。
千手仏間、瓦間、板間柱間と扉間の父親と弟たち。戦乱の時代に、うちは一族との抗争の中で戦死しました。
うちはタジママダラとイズナの父親。千手仏間と同じく、戦乱の時代を生きたうちは一族の当主であり、作中時点では故人です。
【砂隠れの里】
三代目風影歴代最強と謳われた風影。ある日突然里から姿を消しますが、暁のサソリによって殺害され、人傀儡にされていました。
沙門(二代目風影)二代目風影。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
烈斗(初代風影)初代風影。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
加瑠羅(カルラ)我愛羅の母親。我愛羅を身籠った際に守鶴を封印された影響で、出産後に衰弱して亡くなりました。しかしその母の愛は砂となって我愛羅を守り続けます。
夜叉丸(やしゃまる)我愛羅の叔父。四代目風影の命令で我愛羅の暗殺を試み失敗。最期は我愛羅を憎んでいると偽りを告げ、爆札で自爆し我愛羅の心を深く傷つけました。
パクラ灼遁使いのくノ一で砂隠れの英雄。しかし、里の上層部の策略により、霧隠れとの交渉の駒としてだまし討ちに遭い、暗殺されました。
分福守鶴の初代人柱力だった老僧。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
【霧隠れの里】
鬼灯幻月(二代目水影)二代目水影。かつて二代目土影・無と壮絶な戦いを繰り広げ、相打ちとなって死亡しています。
三代目水影三代目水影。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
白蓮(初代水影)初代水影。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
鬼灯満月鬼灯水月の兄で、七本の忍刀全てを使いこなした天才。しかし、全ての刀を集めるという志半ばで、過酷な任務により若くして死亡しました。
西瓜山河豚鬼鬼鮫の元上司で大刀・鮫肌の元所有者。情報を敵に流していたため、密命を受けた鬼鮫によって殺害されます。
枇杷十蔵霧の抜け忍で暁のメンバー。イタチの最初の相棒でしたが、故郷での任務中、四代目水影やぐらの攻撃からイタチを庇い、致命傷を負いました。
栗霰串丸、無梨甚八、通草野餌人霧の忍刀七人衆のメンバー。詳細は不明ですが、マイト・ダイとの戦闘などで命を落としたとされています。
林檎雨由利忍刀七人衆の一人で雷刀・牙の使い手。不治の病により、若くして亡くなりました。
美瑠霧隠れの暗号部隊に所属するくノ一。情報漏洩を防ぐため「仲間殺し」の密命を受けていた鬼鮫の手によって、口封じのため殺されました。
トロイ、中吉霧隠れの上忍。詳細は不明ですが、第四次忍界大戦で穢土転生されたことから、それ以前に死亡しています。
雨隠れの里
弥彦暁の創設者。人質の仲間を救うため、親友・長門のクナイに自ら身を投じ、命を絶った。48巻446話
【岩隠れの里】
無(二代目土影)塵遁を扱う二代目土影。かつて二代目水影・鬼灯幻月と壮絶な戦いを繰り広げ、相打ちとなって死亡しています。
イシカワ(初代土影)初代土影でオオノキの祖父。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
マヒル、タイセキ、カッコウ岩隠れの上忍たち。第三次忍界大戦の神無備橋の戦いで、ミナト班のカカシやオビトと交戦し、全員が死亡しました。
ガリ爆遁使いの上忍。詳細は不明ですが、第四次忍界大戦で穢土転生されたことから、それ以前に死亡しています。
【雲隠れの里】
三代目雷影エーとキラービーの父親。第一次忍界大戦中、仲間を逃がすため、三日三晩にわたり、たった一人で一万の敵兵を相手に戦い続け、力尽きました。
二代目雷影二代目雷影。木の葉との同盟締結の儀の最中、金角・銀角兄弟が起こしたクーデターにより、命を落としたとされています。
初代雷影初代雷影。詳細は不明ですが、作中時点では故人です。
金角、銀角九尾のチャクラを持つ伝説の罪人兄弟。クーデターを起こし二代目雷影・火影を襲撃しますが、後に扉間との戦いなどで死亡したとされます。
フカイ(ブルービー)キラービーの先代の八尾人柱力。30年前に尾獣のコントロールに失敗し、八尾を暴走させた際に死亡しました。
フルイモトイの父親。暴走した八尾を止めようとして、命を落としました。
【その他の里・組織】
半蔵(はんぞう)雨隠れの里の長。かつては伝説的な英雄でしたが、力を恐れ自己保身に走るようになり、後にペイン六道の襲撃を受けて死亡しました。
カイザ波の国の英雄と慕われた漁師。国を支配するガトーに反逆者の烙印を押されて処刑され、義理の息子イナリの心に深い傷を残しました。
ヒルコ、モンザエモンヒルコはサソリに殺害され人傀儡に。モンザエモンは傀儡の術の初代操演者であり、作中時点では故人です。
【大筒木一族】
大筒木インドラ、アシュラ六道仙人の息子たち。二人のチャクラは代々マダラと柱間、ナルトとサスケなどに転生しますが、本人たちは既に死亡しています。
大筒木ハムラ六道仙人の弟。兄と共にカグヤを封印した後、一族を率いて月に移住し、その地で寿命を全うしました。

◆波風ミナトとうずまきクシナ:我が子に託した愛と希望

四代目火影ミナトと九尾の人柱力であったクシナは、ナルトの両親にあたります。ナルトの出産時、仮面の男(オビト)の襲撃によってクシナから九尾が引き剥がされ、里は未曾有の危機に陥りました。ミナトは里を守り、そして未来をナルトに託すため、己の命を代償に九尾をナルトに封印することを決意します。暴れる九尾から赤子のナルトを守るため、夫婦は共にその身を盾にしました。死の間際、二人は涙ながらにナルトへの愛情と未来への願いを伝え、その短い生涯を終えます。この壮絶な愛と犠牲が、『NARUTO』の物語の原点となっています。

◆弥彦、のはらリン、うちはシスイ:友の選択が未来を変えた悲劇

物語の大きな悲劇は、彼らの自己犠牲から連鎖していきました。平和を願った弥彦の死は、親友の長門を非情なペインへと変貌させます。里を守るために自ら死を選んだリンの姿は、オビトを絶望の淵に突き落とし、世界を幻術にかける計画へと駆り立てました。そして、一族と里の板挟みになったシスイの死は、親友イタチに「うちは一族抹殺」という、あまりにも過酷な覚悟を決めさせる引き金となります。彼らの選択は、いずれも仲間や里を想うが故の行動でしたが、その結果として世界の運命を大きく歪めてしまったのです。

◆はたけサクモ:「木ノ葉の白い牙」の悲劇

カカシの父親であるサクモは、「伝説の三忍」さえもその名が霞むほどの英雄でした。しかし、ある重要な任務において、彼は規定(ルール)を破り、仲間の命を優先します。任務は失敗に終わり、その結果、里や助けた仲間からさえも酷い誹謗中傷を受けることになりました。英雄から一転して非難の的となったサクモは、心身ともに追い詰められ、自ら命を絶ってしまいます。この悲劇は、幼いカカシの心に深く刻まれ、「忍は感情を殺しルールを厳守すべき」という強迫観念を長年抱かせる原因となりました。

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